Core i7 PC を買って、Windows XP, Vista, Windows 7 のマルチブート環境にしたのは、まずベンチマークを取ってみたかったからでした。ベンチマークテスト Final Fantasy XI, Last Remnant, 3DMark, PCMark と、PC スペックの話。

Futuremark 社サイト: 3DMark Vantage, PCMark Vantage ダウンロードページ

Core 2 Duo と Core i7 で何を計りたいのか

メインで使用しているデスクトップ PC を Core 2 Duo から Core i7 に乗り換えるにあたって、知りたいことは 3つありました。

なお対象となる PC の用途は、

  • 普段のメール / Web ブラウジング
  • PC ゲーム
  • HDR-TG1 で取り込んだ AVCHD 画像の加工や再生

要するに何でもありですね 🙂

Core i7 / Core 2 Duo PC のスペック

挑戦者となる 2台の PC のスペックです。Core i7 PC のスペックを決めたいきさつなんかもあります。

Core i7 PC Core 2 Duo PC
CPU Intel Core i7 940 (2.93GHz QPI 4.8GT/sec L2:256Kx4 L3:8MB) Intel Core 2 Duo E6700 (FSB1066MHz 2.67GHz L2:4MB)
メモリ 6GB (2GBx3) Corsair TR3X6G1333C9 (DDR3-1333MHz) 4GB (1Gx4/DDR2-800/DualChannel)
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX285 (1GB GDDR3-512bit DVIx2/HDTV) ASUS EN8800GTS/HTDP/640M (GeForce8800GTS/PCI-e/640MB)
マザーボード ASUSTeK P6T Deluxe (Intel X85 chipset) ASUSTeK P5W DH Deluxe (i975X+ICH7R/DDR2)
HDD 1TB S-ATA 7200rpm 16MB cache 1TB S-ATA 7200rpm 16MB cache
RAID 設定 なし なし

ベンチマークテストの種類

テストは定番ばかりですが、一応やりたいこととのジャンルは合わせたということで。

スクエニゲームのベンチマーク

Final Fantasy XI と、ラストレムナントの製品デモが流れて、フレームレート (fps) を表示するものです。これらのゲームタイトルを購入する前に、自分の PC でどれだけスムーズに動くかが一番はっきり分かるベンチマークです。

PC の性能全般についてのベンチマークソフト

PCMark は、高解像度の動画表示、Web ブラウザのレンダリング、ワープロソフト、3D ゲームの一部を実行してみて、全般的な性能を見てくれるものです。

グラフィックス性能のベンチマークソフト

3DMark は名前の通り 3D ゲームに特化して性能を測定するものです。PCMark に含まれるような 2D の動画表示ではなくて、3D データから位置を計算して表示します。どうでもいいんですが 3DMark は、マックス・ペインと切っても切れない関係ですね。 PCMark と 3DMark は、マイコミジャーナルの記事と同じテストをやってみて、本当にウチの Core i7 PC はそんなにパフォーマンスがたたき出せるのか!? を見たかったので。 2種類の “Vantage” が現在の最新版で、Windows Vista 専用です。Windows XP 上でのテストには使えません。しかも、Vantage だけ最初の測定 1回だけが無料で試用できるようになっていて、2回目以降はソフトを購入する必要があります。

Web に結果をアップしないとスコアが見られない

PCMark も 3DMark も、古いバージョンでは結果がダイレクトに PC に表示されていたのが、ある時期から Web にアップロードしないと見られなくなりました。

3DMark06 result: Core i7 + Windows 7 + HT off

ご丁寧に世界ランキングが表示され、あなたは何番目と表示され、速くしたければここをポチってパーツを買えと Buy it リンクまで出てきます。あの…..

せめて Web にアップするかしないかぐらい、ユーザーに決めさせてください。

次回は、環境を整えて実行したら前途多難でした、というお話。

つづく。