Eee PC 901-X のインプレッションです。色々検討してはボツり続けてきた末に、良い買い物をしてしまったようです。:)

良い点

  • バッテリー長持ち。一日充電せずに使える
  • SSD なので衝撃を気にせず持ち運べる
  • ローマ字入力ならブラインドタッチに問題ない
  • 排熱は店頭の HP 2133 に比べれば確かに少ない。膝に置いても大丈夫
  • ファンの回転音も気にならない
  • OS シャットダウン状態からの起動も早い (35秒程度)

悪い点

  • キータイプ中にタッチパッドをうっかり触ってしまいやすい
  • 記号キーはやはりミスタイプしやすい (右側のキーピッチが狭い)
  • システムパーティションの残り容量が厳しい ((OS が入っている方の 4GB))

微妙な点

  • 液晶パネルを閉じるときに、バネがやや強すぎる

今もこのブログを Eee PC で書いていたりしますが、キー入力はある程度慣れでカバーできるかもしれません。

フルピッチの、デスクトップ用キーボードと比べて、記号キーのキーピッチだけが変則的に狭いだの、キーストロークが浅いだの色々言い出すときりがないのですが、過去に使用していたモバイルギアやシグマリオンと比べると、まあモバイル用キーボードとしては妥当、という気がします。

これだけは許しがたいのが、文章の入力中にタッチパッドに誤って触れてしまい、カーソル位置がマウスカーソルのある場所に飛んでしまうことです。どうも Eee PC 900 のドライバを入れる裏技があるらしいですが、901 用の純正ドライバもリリースしてほしいですね。

OS 全体の体感速度は、Web ブラウジングでたまに一瞬待たされる感じがするもののストレスというほどではありません。Photoshop を入れたり重い処理をすればまた別だと思いますが、そういうのは別のハイエンドマシンにもどってやれば良いので、Web / メールに特化している分には問題ありません。

悪い点は本当に少ないです。本体の大きさと価格による制約はありますが、安定感のあるザーボードを数多く送り出してきた ASUS だけに、エッジの効いた派手さは少ないものの、全体のバランスというか見切りがよく、UMPC 界の Wii、時代劇でいうと水戸黄門、という感じがしますね。

購入してよかったと思います。

次回は各種スペックについて細かく見ていきます。