京セラ Data Scope DS-110
独断と偏見の試用レポート

- 結婚しても浪費癖が治らない。-

97.2.20に発売された京セラのPHS一体型PDA DataScope DS-110を早速購入してみました。買おうか迷っている人必見のデータをどんどん掲載していきます。お楽しみに。

目次

どこで購入したか?

カメラのドイ新宿西口2号店で購入しました。発売当日2/20 16:00に新宿と秋葉原に向かったのだが、どこも当日入荷分売切れ。ただしたまごっちほどではなく、予約はどこでも受け付けてくれるようだ。

それにしても、なぜカメラのドイで予約？

店員「お取寄せになりますね。納期未定です」
に「早く手に入れたいので、ヨソの店でもし先に見つかったら、予約キャンセルできますか？」

という問いに`YES'と答えたのがこのお店だけだったからである。他の店では、一度予約して入荷したらDDIへの登録まで有無を言わさず行われてしまって、キャンセルが聞かない....とかなんとかで全て断られた。
あっぱれカメラのドイ。

購入価格は?

発売当日49,800円税別。秋葉原では45,000円で売っているところもあるが品切れにつき却下。

パッケージを開けてみました

本体。
コンパクトとは言えないACアダプタ(旅行に持っていくときが大変)。
京セラご自慢のIDバイブレーションユニット (本体に最初からついてくるのはいいですね)。
フロッピーディスク2枚。
Windows95, Windows3.1用のユーティリティ・ドライバが入っている。フロッピーの内容に関しては紙に印刷した説明がなく、フロッピーの中にテキストファイルとして入っている。ぎりぎりになって慌てて作ったことが伺える。
あとはハンドストラップとか、こまごまと。

まず、手にとってみる

携帯するモノである以上、形がカワイイとかボタンを押した感触が良いとかが結構重要なファクターになりそうだが、DS-110に関する限りそういうのとは無縁である。 HP200LXの武骨なデザインが良いとか、いかついのが好きな人には良いかもしれない。

良い点
- ちょうつがい部分がしっかりしている
  これは携帯するアイテムにとって重要な点である。どうも日本製の携帯グッズは10回開け閉めしたら壊れそうなのだが、 DS-110については大丈夫のようだ。
  もっともパソコンのPCMCIAスロットに挿したとき、このちょうつがい部分にディスプレイや電池の重さがすべてかかってくるわけで、もろいと困るのだが。
- 液晶パネルが比較的見やすい。
  バックライトの色もエメラルドグリーンで筆者好みである。アプリケーションによっては縦・横どちら向きでも表示できるようになっているが、横に設定したから見にくくなるということはない。
  ちょっと字の"線"が細いような気がするが、表示面積とドット数を考えるとまあしょうがないだろう。
  電話として使っているとき、「圏外」やアンテナ、電池残量、受信音量などお決まりの表示だけは太く強調して表示されるようになっている。
悪い点
- キーパッドのボタンが小さく、ストロークも浅い。クリック音をONにしないと押したことが分かりにくい。
- PCMCIAコネクタのカバーが壊れるか紛失しそうである。
  さすがにPCMCIAコネクタをむき出しにするのは問題があったのか、キーパッドの背面からコネクタまですっぽり覆う形でカバーがついている。スロットに挿入するときはこれを外すのだが、カバーが華奢で保管に気をつけないと紛失しそうだ。

アプリケーションを使ってみる

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