プレイステーション用RPG
「ファイナルファンタジータクティクス」を予約してしまいました。 今回は発売前からフライングしてページを作ってしまいました。

ご存知、使用上の注意
この日記には当然ながらゲームの解き方も混じってかかれています。 自分がドン詰まっているところより先を読んでしまうと 謎をとく楽しみがなくなりますよ!


プレイのポイント目次


リアルタイム日記はじまり!

6/20 19:00
会社の帰り、今回は最寄りのサンクスで予約しておいたCDを取りにいく。
6/20 19:10
帰宅。ファイナルファンタジーVII (以下"VII")の時から進歩した点は、 いきなりパッケージを開封せずに、まず風呂と部屋の掃除を軽くすませた ところである。
6/20 19:45
いよいよ開封。
"VII"ではCD3枚がドーンと入っていたが、今回は2枚。 しかもDISC-2は何やらこれから発売されるCDのデモのようで、 どうも実質1枚だけで完結する模様である。
6/20 20:55
DISC-1を入れて起動。この瞬間が一番楽しみなんですよね

戦士は剣を取り胸に一つの石を抱く...

で始まる「つかみの」ムービー。 長さは"VII"の魔こう炉をカメラ視点が上空から地上の機関車前へ降りていく オープニングとさほど変わらないが、絵や音楽の雰囲気がまるで違う。 映画音楽というか民族音楽風味というか。

6/20 20:00
主人公ラムザの名前を好きな名前に変えて、生年月日を入力する。 さんざん悩んだ挙げ句、ひでぽんに決定。 前回はひでくんだったし、全然進歩がない。
6/20 20:05
王女オヴェリア、騎士アグアリスと神父登場。
何だか今回の登場人物は名前が覚えにくいかもしれない。
6/20 20:10
王女オヴェリア達を襲ってきたゴルターナ軍騎士達にいきなり囲まれて 戦闘シーン。
とりあえずマニュアル読むのが面倒くさいので、"VII"でのキー操作を 思い出して類推でなんとかする。
各キャラクタにターンが順番に回ってきてメニューで行動を 決めるところは"VII"と同じだが、一回の戦闘で移動、自分の射程範囲内で 攻撃と、随分考えることが増えてシミュレーション色が強いようだ。
6/20 20:25
やっと始めての戦闘が終わった。
戦闘の虚を突かれてゴルターナ軍騎士に王女オヴェリアをさらわれてしまう。 しかしラムザはその騎士の名前を知っていた。英雄王ディリータ。
舞台は彼らが士官候補生だったころに遡る。


持たざる者 (CHAPTER1 THE MERGER)

6/20 21:00 - 魔法都市ガリランド
ラムザとディリータはその昔、ガリランド王立士官アカデミーの 士官候補生だった。 ガリオンヌ地方を荒し回る骸旅団を討伐するため、北天騎士団の 後方支援としての戦いに赴く彼ら。
ラーグ公とランベリーの領主・エルムドア候爵がガリランドに来ているという 情報。彼らは何をしに来たのか?
とまあここまでで既に固有名詞の嵐。真面目にストーリーを追っかける と大変かもしれない?

2回目の戦闘。戦闘に連れていけるユニット(戦闘に参加できるメンバーのこと) が手持ちより少ない。
ということは何人か戦闘に参加しないことになって、経験値が稼げない。
あまり強いユニットばかりひいきにしていると、レベルに差が出てしまう。
"VII"の時は放置してきたキャラクターがいつの間にかレベルアップして いたりもするが、今回は?

今回のキャラクター育成方針

精鋭メンバーだけを鍛えるか、全てのキャラクタと全てのジョブを均等に 鍛えるか。

これは"VII"の時も永遠の課題であったが、今回も私は 均等に鍛える方針で行くことにした。 つまりパーティの中で、その時々で最も弱い、鍛え方が足りないユニットを 優先して戦いに出すのである。

不毛な経験値稼ぎをしないでギリギリのレベル、 最短距離でエンディングを見るか。
ゲームバランスを崩すほどキャラクターを鍛えて、楽勝でボスに勝利するか。

これは時間のない共働きゲーマーとしては前者を選びたいところである。

6/20 21:30
さて、そろそろゲームシステムが訳分からなくなって来たので、 説明書を見ることにする。
紙のマニュアル以外にも、オンラインマニュアルとオンラインヘルプが あって、何とか便利にしようとはしている。
が、何せこのゲームのウリは"VII"のような

「ゲームシステムはシンプルに、ストーリーで魅せるゲーム」

じゃなくて、シミュレーションゲームのように

「キャラクタにパラメータを一杯つけて自由度を高くした」

ようだ。ジョブ(職業)とアビリティ(技?)との組合せで色んな性格の キャラクターを育てられる。



6/20 21:35 - 魔法都市ガリランドの酒屋
骸旅団とオムドリアIII世、五十年戦争についての噂を耳にする。 特に五十年戦争の話は長くて読むのも大変。 オムドリア3世の容態がよくないのは、ストーリーとどう関わってくるのだろう。
6/21 2:25 - バルバネス・ベオルブの最期
ベオルブ家の兄弟姉妹がバルバネスを心配そうに見守る。 代々王家に仕える武門の棟梁だったベオルブ家の名に恥じるな、 人として正しき道を歩めと諭すバルバネス。
兄弟のなかでもラムザは腹違いで厄介者、 一方友人のディリータは農家の、つまり身分の違う家の子供だった。
6/21 2:30 - マンダリア平原
イグロース城へ向かう途中、剣士アルガスが盗賊どもに捕えられていた。 盗賊の殲滅が先か、彼の救出が先か。
ここは順当に後者を選ぶ。
アルガスはランベリー近衛騎士団の騎士だった。 エルムドア候爵が骸旅団に誘拐されたことを打ち明け、協力を求めるアルガス。
まずはイグーロス城へ向かい報告することになった。

チュートリアルを見ながら寝てしまったので、今日はここまで。
賞味プレイ時間2:19。
↑(ワールドマップ上でブレイブストーリーを見ると時間が出ている)

6/21 8:30 - 編成
マンダリア平原における3つめの戦いを済ませた後、編成画面に入る。
戦いでレベルが上がったので、ジョブチェンジができるようだ。 レベルの上がった見習い戦士を弓使いにしてみる。
おや、チェンジはできたが弓がない。 仕方がないので順当にナイトにチェンジする。

アクションアビリティも2つつけられるのに1つしかない。 追加と。

6/21 9:00 - イグーロス城
味方の仇をうつため、ラムザの兄ダイスダーグ卿に 兵を貸してくれと懇願するアルガス。 が、ただの兵士に過ぎないことを忘れたか、と拒絶されてしまう。 (冷たいダイスダーグという設定なのか?)
エルムドア候爵を誘拐した骸旅団が身代金を請求し、 "草"(スパイ)が貿易都市ドーターで消息を断ったという情報が入る。
イグーロス城にいたお互いの妹としばしの再会。 ディリータの妹ティータは身分が違うから学校でいじめられているが、 兄に何も説明しないし、ラムザの妹アルマも何か言いたいことがありそうだ。
妹達を残し、彼らは東に旅立つ。
6/21 9:20 - イグーロス城で買物。
弓使いに必要なボウガンを売っていた。 初の弓使い誕生。しかもイグーロス城はマップの端に位置していて遠いので、 弓は余分に買っておいた方がいいかもしれない。
私の場合は、ラムザ (ナイト)用のフル装備を試着して全部買ってしまったので、 弓は1個しか買えなくなった。悲しい。
  • ミスリルナイフ、ダガー、ロングソード、ブロードソード、 ボウガン
  • ブロンズヘルム、レザーヘルム
  • リネンキュラッサ、皮の鎧
  • バトルブーツ
  • フェニックスの尾、金の針、乙女のキッス、やまびこ草、目薬、 毒消し、ポーション


6/21 9:40 - マンダリア平原
モンスターに襲われる。
一度戦闘した場所でも、場合によってはまた敵に遭遇するようだ。
6/21 10:00
無事勝って経験値もたまったので、アビリティを覚えることにする。 そこで発見(というか見落としていただけだが)、アイテム士が薬を使うには、 薬ごとにアビリティを覚えていないとダメ。
とりあえず私の場合は、飛び道具というわけで「投石」、そして「防御」を 中心に覚えさせてみた。
6/22 0:00
なんとTacticsのタイトルと"New Game" "Continue"...のメニューが出てきた後、 そのまま放置しておくとオープニングに続きが あることに気がついた。
続きのオープニングは数パターンあって、各ジョブの説明、獅子戦争の説明、 そしてFinal Fantasy Tactics予告編(!)が交互に見られるようになっている。
6/22 1:00 - スウィージの森
貿易都市ドーターに向かう間に、スウィージの森を通らなければ ならない。これがクリアできないんだなこれが。
ポーションはある程度買っておかないと 仕方がないので、マンダリア平原に戻って経験値稼ぎすることにしたが、 平原では一方チョコボに襲われる。
今度のチョコボはあなどれない。
まず動きが素早い。チョコケアルで味方を癒してしまう。 こっちから攻撃するとカウンターを受ける。
6/22 16:00 -
随分苦労したあげく やっとスウィージの森をクリアした。
実はポーションの数が足りなかっただけという話もある。 横一線に敵味方が並ぶ"VII"と違って、 タクティクスの場合はチェスのように、各キャラクターをどんな フォーメーションで並べるかがポイントになってくる。 一人だけ先に出ると袋叩きに合うので、各キャラクターがお互いに斜めに 並ぶとか、相手を囲むとかすると、一つの敵ユニットを集中してツブすことができる。
6/22 20:30 - ドーターのスラム街
二人の騎士が言い争っている。一人は50年戦争の終わり頃にイグーロスに いたウィーグラフという騎士だという。彼こそが骸騎士団の団長だった。
「ギュスタヴはどこだ?」「し、知らない...」 「候爵はどこだ?」「さ、砂漠だ....」 「そうか、"砂ネズミの穴ぐら"か....」 エルムドア候爵誘拐のことだと思われるが、それってどこのことだ?
周囲のあばら家から次々と姿を表す骸騎士団の達。

敵さんは初登場、弓使いと黒魔道士のオンパレードだ。 マップには家が立ち並んでいて、弓使いは家の上から路上に向かって 射かけてくる。こちらにも弓使いが2人ぐらいいないと苦しいかもしれない。

6/22 23:30
さんざんやり直したあげくスラム街での戦いをクリア。
ちなみにメンバーは次の通り。 騎士ラムザ(LV.3)、弓使いディリータ(LV.4)、アイテム士アルガス(LV.4)、 白魔道士テイラー(LV.3)、弓使いハロルド(LV.2)、騎士サリー(LV.2)

誘拐されたエルムドア候爵の行方を吐かせるため、 倒した骸騎士団の捕虜を拷問するアルガス。 彼は自分のサダルファス家が、一流の貴族だったのに没落してしまったことを 悔やみ、ひがんでいるようにも見える。
捕虜の口から洩れてきたのは、骸騎士団の団長リーダー・ウィーグラフと 副団長ギュスタヴ・マルゲリフが対立しているという事実だった。 残虐なやり方で問題視されるギュスタヴを除いて、 骸騎士団そのものは強盗のように営利誘拐などするような者達ではない、 と主張する捕虜。
そして、そのギュスタヴがエルムドア候爵を誘拐し、ドーターの北に位置する ゼクラス砂漠のアジト = "砂ネズミの穴ぐら"に潜伏しているらしい。



6/23 0:15 - ゼクラス砂漠 "砂ネズミの穴ぐら"
骸騎士団の見張りがいる。彼らはウィーグラフのリーダーシップに 疑問を抱いており、ギュスタヴの身代金誘拐計画に荷担し、 金を手にしたら逃げるつもりでいた。

味方が第一部隊+第二部隊あわせて 4人しかいないが、圧倒的に相手の方が数が多い。 しかもモンクやナイトが多く、魔法で小細工はしないが腕に覚えのある 連中ばかりだ。
なかなか勝てない。

6/24 21:00
今日も勝てなかった。死にやすいので、フェニックスの尾を使える アビリティのあるユニットをラムザともう一人。 そしてナイト等防御力のあるジョブ中心で攻めてみる。
6/24 21:00
さんざんメンバーを変えてやり直してもダメ。
6/26 2:00
ついにクリア。頭が悪くて敵の前にすぐ突っ込む アルガスをナイトにし、防御力を高くするのがコツ。 さらにこのマップでは敵が二手に分かれてくるが惑わされず、 一丸となって片方に兵力を集中したのがよかった。
6/26 2:10 - ゼクラス砂漠 "砂ネズミの穴ぐら" 内部
ギュスタヴとウィーグラフが争っている。 目先の衣食住の確保にこだわるギュスタヴ、"根本"を正すために 革命を起こそうとするウィーグラフ。 決闘のすえ、ウィーグラフはギュスタヴを殺してしまう。

直後に駆けつけるラムザ達にウィーグラフ、
「我々は卑劣な手は使わないのだ。私を行かせてくれたら候爵殿をお返しするがね」
憤るアルガスを制するディリータ。いずこへかと去るウィーグラフ。
かくしてエルムドア候爵を無事救出した一行は、イグーロス城へ戻ることになった。 (遠いんだまたこれが)

6/26 2:30 - 貿易都市ドーター
貿易都市ドーターに戻ると、売っている防具のラインナップが 若干変わっていた。 同じ店でも展開が進むにつれて品揃えが強力に なるようだ。
6/26 19:00 - イグーロス城
ダイスダーグ卿はラムザを責める。 本来はラムザはイグーロス城で城の警護にあたるべきであり、 エルムドア候爵を救出に向かったのは法に背いているというのだ。
そこへダイスダーグをなだめながら現れた身なりのよい男。 彼こそがラーグ候であった。 ラムザ達に、骸旅団討伐に参加してアジトの0l$D$r967b$9$k$h$&G$$8$k%i!<%0!#
しかし、ダイスダーグ卿とラーグ候達は何やら隠し事をしているようだ。

「所詮ギュスタヴもその程度の男だったということだ...」

彼らはエルムドア候爵を骸旅団のギュスタヴを使って誘拐させたのだろうか?



6/26 23:30 - 盗賊の砦
骸旅団討伐隊として、ラムザ達が任されたアジトである。
剣士ミルウーダと白魔道士、シーフ達で砦は守られていた。 兄さんのやり方が甘いから、とつぶやく隊長ミルウーダ。 そう、兄とは骸旅団の頭目ウィーグラフのことである。
彼ら骸旅団にとって、北天騎士団を含む貴族達は生活の糧までも 奪った酷い存在であった。

次第に剣士ミルウーダを追いつめていくラムザ達。
「私達は貴族の家畜じゃない!」叫ぶミルウーダ。
「生まれた瞬間からおまえたちはオレたち貴族の家畜なんだっ!!」 とやり返すアルガス。

盗賊の砦は、剣士ミルウーダを倒すことだけが勝利条件である。 とはいっても、白魔道士はナメてかかるとファイア等の黒魔法を 使うし、シーフはモノを盗むのかと思いきや「ハートを奪う」という 反則技で味方を寝がえらせてしまう。
できるだけ強力な黒魔道士を使って、離れたところからミルウーダを 確実に仕止めるとよいだろう。

6/27 1:50
剣士ミルウーダを倒した。
投降すれば命は助けるというラムザ。
あくまで貴族と骸旅団は共存の道がないとして"とどめ"を主張するアルガス。
果たして骸旅団が敵なのかといぶかり始めるディリータ。
彼らの間にそれぞれ異なる想いが渦巻きはじめる。
「あなたがベオルブ家の一員である以上、あなたは私の敵」 と言い残して足をひきずりつつ去るミルウーダ。
6/27 2:00
その頃、イグーロス城内にあるベオルブ邸では 大変なことが持ち上がっていた。
騎士ゴラグロス一味に襲撃されたのだ。

ベオルブ邸に引き返した彼らを待っていたのは 重傷のダイスダーグ卿であった。彼の暗殺計画は失敗したものの、 巻添えでディリータの妹ティータがさらわれたことを知らされる。
ザルバッグは、ティータを誘拐した骸旅団の行方を探して 総攻撃をかけるつもりでいた。

6/27 2:20
剣士ディリータはおさまりがつかなかった。 そりゃそうだ、妹を誘拐されたのだ。
あてもなく探しに行こうとするディリータを制止するラムザ。 「平民の娘」に兵を出すはずがない、とディリータの前で 平然と言い放つアルガス。彼らの亀裂は深まるばかりであった。

ラムザは親友であるディリータの側につき、アルガスを追放した。

アルガスがパーティを離れる。

6/27 2:30 - マンダリア平原
ジークデン砦にティータがいるという兄達の情報をもとに、 彼らはティータを探しに出る。しかし、ジークデン砦は イグーロス城のすぐ東にあるというのに、守りが西からの迂回ルートを 取らざるを得なかった。道中、マンダリア平原。

「この手でティータを助けようとしても何もできやしない。 僕は"持たざる者"なんだ...。
おぼえてるか?親父さんに教えてもらった草笛を...」



6/27 22:20 - レナリア台地
魔法都市ガリランドの北に位置するこの台地で出会ったのは、 骸旅団の残党とそしてミルウーダであった。
再び戦う羽目になるラムザたちとミルウーダ。
ラムザ「僕たちが君たちを苦しめているのか?」
ミルウーダ「知らないということはそれだけで罪。
あなたが当然と思う世界はあなたに見える範囲だけ。 でも、それだけが世界じゃない。」 ミルウーダにとっては、ラムザ自身に恨みはなくても 貴族に搾取された怒りを、貴族の一員、ベオルブ家の一員である 彼にぶつけようとしているのだ。
6/27 23:00
マンダリア平原などで修行を重ね、 40分近く戦闘したあげく、ミルウーダに勝利した。
が、セーブできなかった。なぜなら味方がほとんど死んで天に 召されてしまったからだ。

悔しい! 共働きゲーマーの40分は安くないぞぉ!

6/28 10:20

さらにマンダリア平原などで修行を重ね、リターンマッチ。
今度のパーティは強いぞ。最初レナリア台地に来たときは、 均等にキャラクターを鍛えるために レベルの低いキャラクター、レベルの低いジョブで構成していた。 だから追加アビリティとして体当りしかできないアイテム士とか、 見習い戦士が入っていた。
今回はミルウーダを早くしとめるために、こんな感じに育てた。 これを見ていただきたい。

名前 ジョブ 追加アビリティ
ラムザ ナイト 黒魔法
ラルフ 白魔道士 黒魔法
ハロルド ナイト アイテム
ニーナ 黒魔道士 アイテム
サリー 黒魔道士 白魔法
ディリータ 弓使い アイテム

ジョブこそ違うが、黒魔法のオンパレードである。しかも黒魔法には ファイアとかのチンケな魔法でなく、一段強力なファイガ、サンダラ、 ブリザガ、ポイズンてなもんである。 これで最初のアクティブターンのときに黒魔法をミルウーダ(と、時魔道士)に 浴びせて、ミルウーダが近づいて来た時にナイトがとどめをさして 終わりであった。あんなに苦労したのにあっけないもんである。

6/28 10:40
「ご、ごめんなさい兄さん...」剣士ミルウーダは倒れた。
しかしラムザ達の苦悩は深まるばかりであった。
「オレはいったい何者なんだ!」ディリータの叫びがレナリス台地にこだまする。


6/28 11:35 - フォボハム平原の風車小屋
骸旅団の頭目ウィーグラフと騎士ゴラグロスが言い争っている。 誘拐をよしとしないウィーグラフと、 ベオルブ家の令嬢を誘拐して起死回生の切札に使おうとするゴラグロス。 誘拐されたティータは、平民にもかかわらずベオルブ家と勘違いされているようだ。
6/28 12:45 - 風車小屋
妹を殺された以上、ウィーグラフとしてはラムザ達と戦わねばならなかった。 いくらラムザが兄たちと一緒に話し合おうと言っても、もはや遅かった。
戦いの中、ウィーグラフはさらに衝撃的な事実を語る。
エルムドラ候爵を誘拐させたのは、敵であるはずのラムザの兄ダイスダーグ卿 だった。聖騎士ザルバッグも了解しているというのだ。

ここで死ぬわけにはいかない、と戦いの途中で去ってしまうウィーグラフ。
つまり最後まで戦わなくても、ウィーグラフのHPをある程度まで下げれば 勝利できるということですね。

6/28 12:50
風車小屋はもぬけの殻だった。
ディリータ「どうしてティータがこんな目にあうんだ?」
ラムザには答えられなかった。
6/28 13:10 - ジークデン砦
ラムザ達が砦に駆けつけたとき、あろうことか ラムザの兄である聖騎士ザルバッグと、騎士ゴラグロスが対峙していた。 ゴラグロスはディリータの妹ティータを人質に取り、 彼らに立ち去ることを要求する。

その時。

「構わん、やれ」ザルバッグが命じる。 それに答えたのは騎士アルガスだった。ラムザに追放された後、こんな ところにいたのか。
彼は弓を引きしぼり、ティータを射た。ティータは、倒れた。
ゴラグロスも射られ、小屋の中に逃げ込んだ。

ザルバッグは、ウィーグラフ達が別のところに現れたと聞いて去る。 その後に待っていたのは、アルガス率いる北天騎士団とラムザ達の同士討ちであった。 「たかが平民の小娘のためにおまえは騎士団の誇りを捨てて あいつらの要求を飲むというのか!?」
「生まれも違うなら、これからの人生もまったく違う!宿命と言ってもいい!」 「ヤツとヤツの妹はここにいてはいけなかったんだ!花でも売って暮らしていれば 良かったんだよ!」
あくまでもアルガスは貴族としての選民思想に基づいて行動していた。
「俺だって好きで生まれたわけじゃない!」 「ベオルブ家は武門の頭領として果たさねばならない役割があるんだ!」

そして、ディリータは怒りにまかせて先に飛び出し、傷ついていく。 「大丈夫か?」と気遣うラムザに彼は言った。
「アルガスの次はお前の番だ」



6/28 14:50
レナリア台地で修行中。とりあえず「投石」もできない士官候補生ニーナの 基本技アビリティアップが目的だったが、実は勘違いしていた。 例えばサブコマンドアビリティに基本技をセットして使っても、 基本技のジョブポイントは増えないということだ。 つまりニーナがナイトであるうちは、稼いだジョブポイントは全て ナイトのポイントとして加算されるのだ。
6/28 19:00 - ジークデン砦
ついに (と何回も言ってるような気もするが)アルガスを倒した。
ティータのなきがらを抱きかかえるディリータ。 と、その時、ゴラグロスの逃げ込んだ小屋から爆炎があがった。 彼は爆弾もろとも回りの北天騎士団たちを巻添えにしようとしていた。
逃げろとうながすラムザにディリータは耳を貸そうともしなかった。

そして、次の爆発でディリータとティータは激しい爆発の中に消えた。

僕は今まで当然のように生きてきた。
その"当然"が崩れた時、僕はすべてを捨てて逃げ出した...

今回のパーティは次の通り。

名前 レベル ジョブ 追加アビリティ
ラムザ 9 モンク 時魔法
クィン 7 弓使い アイテム
ニーナ 6 ナイト 黒魔法
サリー 6 時魔道士 アイテム
ディリータ 5 黒魔法 白魔法

風車小屋でのウィーグラフとの戦い以降、さんざんレベルを上げて ここまでこぎ着けた。それでもSpeedが遅いので、時魔法"ヘイスト"を かけてスピードアップ。弓使いは逃げ足の早いアルガスに手傷を追わせるのに 必要だし、モンクやナイトのように腕っぷしの強い奴はアルガスに とどめをさせるのに必要だ。

戦い方はまずヘイストで全体に素早くさせる。あとは 他の敵に脇目もふらず、アルガスだけをしつこく狙うこと。 ディリータはすぐ死ぬが無視。(ああ友情が...)
おそらく、このレベルのパーティならこれ以上の組合せはない。 さんざんアルガス隊に叩きのめされて、10数回目ほど改良を加えてこうなったからだ。


物語は、王女オヴェリアがディリータにさらわれた直後に戻る。


6/28 19:15 - オーボンヌ修道院
剣士ガフガリオンは傭兵だった。 「オレ達は(追跡を)手伝わんぞ。契約外だからな!」
騎士アグアリス「正式な騎士でもない輩の助けなどこちらから断る! 自分の失敗は自分の力で補うのが騎士というもの。 これは我々護衛隊の役目だ!」

ラムザはその時、ガフガリオン一味であり傭兵の身だったが、 彼はおさまりがつかなかった。

「僕も行きます!この目で確かめなきゃいけないんだ!」

という一言に動かされるガフガリオン。しぶしぶ、パーティに加わることとなった。

パーティは今までのメンバーに加えて、ダークナイト・ガフガリオン、 ホーリーナイト・アグアリス、そして手下であるラヴィアン、アリシア、ラッド が追加されて12人になった。

[つづき]


Copyright(C)1994-2000 by Hideaki Nire
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お問合せ・企画・構成... 仁礼 英銘