ソフトバンクから新しいパケット定額フルが発表されたので、月額の最高額、最低額でエントリを分けて、2年間維持したらいくらになるかを見てきました。ここではまとめ的に、2段階定額制を最低~最高額まで通しで au のダブル定額プラン 2種と比較してみましょう。 下のグラフをご覧ください。

横軸が月額のパケット数、縦軸が金額 (円、税込) です。
1パケット = 128バイトで、これはソフトバンクでも au でも同じです。

左端から右へ見ていくと、ソフトバンクのパケット定額フルは、途中で切れているのではなくて、au のダブル定額ライトと重なっています。完全にライトユーザー向けの定額サービスを意識して、au と同等の 2段階方式をぶつけてきたということになります。

しかし、ソフトバンクのパケット定額フル、au のダブル定額ライトをもう少し比較すると、

  • 最低額は安いが
  • 早く上限金額に達する (ダブル定額と比較して)

という共通点があり、ヘビーユーザーが上限金額に達するのを遅らせようと思ったとき、au の場合ダブル定額に移行することができても、ソフトバンク iPhone 3G にはデータ定額に選択の余地がありません。

また、au には EZWeb 用を見るための OpenWave ブラウザと、PC サイトを見るためのフルブラウザ PC サイトビューアがあり、2つを使い分けることで料金を安くあげることができますが、iPhone 3G にはフルブラウザの Safari しかないことも、微妙に影響してくるかもしれません。1

結局、新パケット定額フルは安いのか?

メリハリは確かにつけられるようになりました。前回指摘した「2台目のデータ定額として、毎月の通信料にメリハリがつけられない」というデメリットは、今回のプラン改訂でカバーされ、十分な魅力が出てきたと言えます。

ただ、ちょっと画像の重いサイトを Web ブラウズしているとすぐ上限に達することを考えると、ライトユーザーの囲い込みのため、入口を安く見せる工夫に過ぎないとも言えます。

結局、2台目として追加購入して最低限の金額であげたいなら、iPhone 3G を買ったうれしさでガンガンと Safari で Web ブラウズして上限御礼の月と、飽きてきて 1台目の au で Web / メール / 着うたフル / EZナビウォークと使い倒す月という風に、重点的にデータ通信する端末はどちらか片方に限定する、ということになるでしょうか。


  1. ブラウザが 2つあって混乱するという反対のデメリットもあるので一長一短だとは思います。 []