前回、3ヶ月間の経過を見て、「屈折度数 S がマイナスになってきてない?」と感じた人もいるかもしれません。レーシック後の屈折度数の変化について見てみます。

レーシック後の屈折値 S は、一定の値を機械のようにキープし続けるのではなく、手術後 1-2時間目をピークに、山を山頂から下るときのように最初急激に、後のほうはゆるやかに下がって「着地」していきます。そして、最終的には +0.00D つまり近視でも遠視でもない、正視の状態に落ち着くのが理想的な形です。

ところが、目のコンディションや、角膜の水分量、そしてレーザー照射が適切に行われたか、など色々な要素がからんで、+0.00 からそれてプラスの値や、マイナスの値で落ち着いてしまうことがあります。プラスで終われば遠視傾向、マイナスで終われば近視傾向になります。

私の場合は、1ヶ月目までは +0.00 以上をキープしていましたが、それから 2ヶ月ぐらい -0.25D ~ -0.75D の間をいったりきたりで、近視傾向です。でも、0 を切ったらただちに 1.0 から転落かというと、そうではないようです。

錦糸眼科の眼科医いわく、

  • -1.0 以内なら問題ない
  • 多少は近視傾向のほうが、老眼になったときに近くが見やすい
  • PC ディスプレイを見る時間は短ければ短いほど良く、12時間も見る仕事なら、ちょっと心配

老眼鏡は指示されたとおりにかけてるんですけどねぇ、というと、

「それで (老眼鏡で) 視力を維持している部分もあると思いますよ」

と、引きつづき老眼鏡は続けるように、とのことでした。

ついにトポグラフィーを取ってもらった

1ヶ月検診の時、トポグラフィー (角膜形状解析装置) の話が出ていたので、3ヶ月目の今回は取らないんですかと聞いてみると、あっさり取ってくれました。検査医が、取ってくれた後「え~と、この後もう一度 (診察医に) 診てもらうのかな」と戸惑っていたので、なにかよっぽどイレギュラーなことを頼んでしまったようです 😕

診察室にもどってトポグラフィーの結果を見せてもらいました。サーモグラフィーという、人体の温度を色分けして見せてくれる機械がありますよね。目をああいう風に色分けしたようなまるいマップが 2枚。

「非常に状態はいいと思いますよ。これが手術前のトポグラフィーですが、ここにあった乱視がなくなっています。色も青い色なので、手術の跡はほとんど落ち着いてきています」

  • 手術前のものは、中心からずれた位置に黄色い箇所があって、それが乱視のようです。
  • 手術後は、黄色が 1カ所もなし。完全な同心円というわけではなく、円の中央部左右に、小さな「8の字」ができています。色は青色~群青色。
  • 右目と左目に色や形の差はなし。

ということで、もっとも恐れていた左目の照射ずれはないことが、客観的に照明されました 🙂

状態は良いが、やっぱり下がってしまうのは怖いところ

ということで、本人が気にしている割には、今のところ想定の範囲内、ということのようです。しかし、視力にはほとんど影響はないものの、NG ラインの -1.00D 近辺を低空飛行している屈折値。仕事が着々と忙しくなって 1時間単位での休憩も難しいことが良くあるので、それだけが心配です。

1.0 以上になったらなったで、近視の戻りが心配になったり、レーシックというのはなかなか罪なテクノロジーのようです。