HDR-TG5V: 小型なりにカメラの本質を追究してほしい

旧機種 HDR-TG1 ユーザーから見た、新機種 HDR-TG5V の、スペックには表れにくい違いと、使い勝手に望むことです。むしろワイコンがつくようになったことが唯一の売りらしいのですが。

半押しで動画 / 静止画モードの切り替えとは…?

HDR-TG1: 背面のボタンとリング

HDR-TG1 の二重リング

HDR-TG1 では、背面の親指で回すリングが二重でした。外側は動画 / 静止画撮影モードの切り替え。内側はズーム。TG5V では、ズームリングだけとなり、静止画は、親指の左に写っている小さなシャッターボタンの半押しで切り替られるようになったようです。

TG1 ではシャッターボタン半押しはピント合わせを意味していたので、半押しでモード切り替えって、どういう操作になるのでしょうね。

HDR-TG1 で、動画撮影中にも静止画が撮れるけれど、純粋な静止画モードよりは解像度が下がる、というのは買わないと分からない落とし穴です。

AVCHD の H.264 / MPEG-4 AVC エンコーディングは相当重たい処理で、同じく AVCHD 対応のデジタル一眼 DMC-GH1 でも撮影時に LVF の解像度が下がったりと、一杯いっぱいなのが伺えるため、静止画モード 2,304×1,728 を動画撮影時にも実現できないからこそ、モードが 2つに分かれているのだと思われます。

今回 TG5V でも動画 / 静止画モードが分かれているのは同じのようなので、余計「半押し」の動作が知りたいところですね。

GPS は要らないからカメラの本質を追究してほしい

そして GPS。消費電力が小さいですが…と前置きしつつ、遠慮がちにそんなもの付けて、バッテリー持続時間を縮めてどうするんだと。ナビできる携帯電話じゃないんですから。Nire 的には、スペック表を無駄に豪華にするよりも、

この小さなカメラで水平に安定して撮れる工夫

を追加してほしいと思います。これには複数の要素があると思います。

もともとカメラは、ハコがでかくて重い方が安定していい絵が撮れます。カメラの小型化は、持ち運びが楽になる反面、絵の安定性には完全に逆行します。

いくつかの要素に分けてみると、

長時間持って疲れない

HDR-TG1 は四角いので、がっちり両手で長時間ホールドして撮影していると、手が痛くなるという欠点はありました。「合掌」のポーズで薄い単行本を縦持ちして 30分持って、脇を締めて、動かしてはダメ! と言われた状態を想像してみてください。平泳ぎの手をかくときのリカバリー動作と同じで、大胸筋が鍛えられそうです。 🙂

面取りして丸くなり、手が痛くならないのであれば、地味ですがポイントだと思います。

手ぶれ補正

同じソニーの HDR-XR500V では光学手ぶれ補正がついていますが、HDR-TG5V ではつける余裕がありません。もしかしたら、このサイズでも実装した凄いカメラが出てくるかもしれません。

水平の維持

また HDR-TG1 を使用していて思うのは、手持ち撮影時に水平を維持するのが大変だということです。

HDR-TG1: ガイドフレームの設定メニューHDR-TG1: ガイドフレーム

機能的に補う方法として、「ガイドフレーム」という機能があります。画面に白い罫線が引いてあることで、この白線と地平線を合わせて水平を保ったり、フレーム内での適切な被写体のサイズを維持したりすることができます。

ただ、この液晶モニターも小型化の影響で 2.7型という小さなもの ((例えば HDR-XR500V では 3.2型ある。)) なので、ガイドフレームの効力も限られます。撮影中は水平を保っているつもりでも、大写しのテレビで見ると、パンしながら景色が 1度傾いて、録画停止までそのままでした、ということが起こります。

ではどうするか…というのは考えていただくとして、人間の目視だけに頼らずに水平を維持する方法があれば、間違いなく売れる気がします。

ワイコン VCL-HGE07TB こそが今回の主役

さて、ワイコンをつけたいけどつけられない HDR-TG1、という話を書きましたが、本当に純正のワイコン VCL-HGE07TB が発表されてしまいました。 🙂

ワイド・コンバージョンレンズ略してワイコンですが、HDR-TG1 では苦手だった広角側を補うための別売レンズです。

AV Watch の記事によると、ネジ穴が切られていない HDR-TG5V のために、黒いフードのようなものが付いていて、かぶせるように装着するようです。しかも

TG1への装着は非サポートだが、編集部で試みたところ、若干キツイが、装着することはできた。

との一言が。店頭で試してみてこれは買わねば、という一品です。


1 Comment

  1. GPSは欲しい機能です。海外旅行の時、日付や時間が校正されるからです。
    ワイコンが欲しくなりこのコラムを読んだわけです。
    光学手ぶれは本当に欲しいと思います。TX9にはついています。
    無理な注文だが、光学ファインダーが欲しい。先日、雪山では画像が認識できず、苦労したからです。
    出来たら軽くしてこのスタイルで新型を出して欲しい。そして今のバッテリーが使えるものを。TX9はバッテリーが短いのとビデオ撮影にはホールドが無理、レンズに指が触る。

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