無謀にも個人メドレー 200m というものに初挑戦してみた – 市民水泳大会 Part2

市民水泳大会で個人メドレー 200m と自由形 50m にエントリー。無謀と言うほかない 200m 初挑戦の結末はいかに。自由形 50m のまったく予想できないトラブルのおまけつき。

華々しくプログラム 1番 2番を飾…..ることに

実は、本番数日前から、追い打ちをかけるようなニュースが。

Nire: 「個人の 2個メ (メドレー 200m) って、大会の何番目にやるんですか?」
先生: 「最初です!」
Nire: 「……..。自由形 50m は?」
先生: 「2番目です!」
Nire: 「……………………. :mrgreen:

いやあそうですか、早めに終わって良いですねぇあっはっは。つまりその…公衆の面前でしょっぱなから恥かいて、かつほとんど休憩なしに自由形も泳ぐと。

かくして点呼が始まり、第1コースから順に出場選手が並べられます。

素敵なことに、200m は出場しようと思う人が少なかったらしく、年齢無制限、無差別級でした。同時に泳ぐ選手をちらっと見ると、まあガタイは丈夫で僧帽筋から肩にかけてよっく発達しているわ、色はこんがり焼けてボク年中泳いでますよウォーターボーイズ系だわ、見事に予想の 1.5割増でこらエラいところに来てしもうたな状況になっていきます。

ウォーターボーイズ 2005夏 [DVD]

200m メドレーの自分的注意事項

まあ四の五の言っても始まりません。係員の誘導に従って、飛び込み台の後ろに入場です。そして選手紹介。オリンピックでよく見るシーンですね。

アナウンス: 「xx番、Nire 君、○○町 (住所)」
立って一礼します。一度やってみたかったので変なところで満足。呼び名がでしたよ君。

事前に何人かと話して、アドバイスされたことと、自分なりの注意点をまとめると 4つ。

  • 持久戦なので、自分のペースで泳がないと後が持たない。
  • 飛び込みでゴーグルがズレないようにフォーム注意。
  • 背泳ぎ: ゴールタッチの時、仰向けの姿勢で壁に触れなければならない。(第7条)
  • 平泳ぎ: あおり足になると泳法違反。(第8条)

第7条だ 8条だというのは日本水泳連盟の定めた競泳競技規則です。

位置について…用意!

ホイッスルが長めに鳴り、飛び込み台に上がります。そして鉄砲の音。

手を頭の後ろでぐっと締めて、ザブン。

練習ではさんざんずれたゴーグル SHINARI でしたが 🙂 本番ではゴーグルのズレは無いようです。よしよし。あとはいつも通りやるだけです。

バタフライは、残り距離と 50m のストローク数を数え、コンディションを計ります。隣がさっさと折り返してこっちに来ているのが見えますが、気にしない。50m をだいたいいつも通りのストローク数でクリア。第一関門突破です。

背泳ぎ。どうもふだん、室内プールで天井の柱を基準に泳いでいるので、屋外のプールだと目標物がなく、蛇行しているのが分かります。

次のポイントは、背泳ぎ→平泳ぎに変える瞬間です。

背泳ぎは壁が見えないので、普段の練習時にはつい 5m を切るとぐるっとうつぶせの状態になって壁を目視しようとしますが、それだと背泳ぎにならないので禁じ手のようです。スピードが多少落ちても、慎重に手が触れるまで泳いでから、方向転換します。審判の立っている影が落ちています。タッチの瞬間を見ています。

平泳ぎで注意することは、あおり足です。足の甲 で水を蹴ってしまうことを言います。そういう人は多いと思いますが、私も習い始めてすぐあおり足を指摘されました。

クロール。一番得意な泳法のハズですが、3種目 = 150m 泳いだ後でクロールでダッシュしろと言われても、だいぶ腕に乳酸がたまっています。

ゴール!

水泳スクールの先生がゴール際に立っていて、(というより審判の一人なのですが) 開口一番。

「まだまだ、息が切れてないじゃん。もうちょっとイケるな」

この先生、練習時に生徒の泳ぐペースはきちんと把握しながら運動強度を上げていくので、名トレーナーなのには違いありませんが、発言も常にスパルタンなのでした。 🙂

ストップウォッチ HS-3C-8AJH

自由形 50m にはさらなるエピソードが

自由形は男女含めて年齢の若い順にクラス別になっていて、最初予想したよりは、休憩時間が十分取れたのですが、泳ぎ切った後に波乱が。

アナウンス: 「第xxレースの選手は、レースをもう一度行いますので集合場所に集まってください」

何かがおかしいと思ってはいたのですが。スタートの合図に使ったピストルが不調だったらしく、撃鉄のカチッという音がしただけで、火薬が炸裂する「パン」という音がしなかったようです。それで音が乾いていたのか。機材のトラブルということで、審判協議により再レースになってしまいました。

Nire: 「えっと…さっき 50m 泳いだタイムは?」
審判: 「ボツです! もう消しゴムで消しました!」

ほとんど休憩がないまま、本日 3回目の出場になってしまいました。さすがに全力でスプリントした後なのでヘロヘロ。再レースしたら記録が 1秒下がりましたとさ :mrgreen:

そうはいってもこの自由形 50m、自分的には 1年前と比べて 3秒 (トラブルが無ければ 4秒) 近くタイムを短縮しているので、だいぶ手応えのあった試合でした。

泳力は一日にしてならず。精進あるのみです。喝。

ニュー銀ダンエアガン ポリスピストルSS ブルー

1件のコメント

  1. 日野信一

    とても面白く拝見いたしました。
    ありがとうございます。
    10年ぶりに水泳復活しました。
    今バタフライの泳法を、ユーチューブの
    マイケルフェルプスのトレーニングなどを
    見ながら、10年前に教わったことを
    思い出して、やってます。
    来週、千葉国際に行って飛び込み練習してこようと
    思ってます。
    以上

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

© 2024 Nire.Com

Theme by Anders Noren上へ ↑