iPad のソフトキーボードが早撃ち用途には向かないので、いくつかの物理キーボードを試してみました。今回はリュウド RBK-2100BTJ と、Apple iPad Keyboard Dock です。良さげに見える両キーボードともに問題が発覚。

iPad ソフトキーボード最大の弱点

iPad にはソフトキーボード1 があり、画面縦でも横でも画面上をタップすることで文字入力できます。特に、ランドスケープモードつまり横長状態では、フルキーボード状態なのでブラインドタッチも可能なはず…ですが、実際にはミスタイプ続出です。

それは、キートップというものが無いので、指の触覚でホームポジションが探れないからです。iPhone や Simeji のフリック入力も、初体験すると「なんだこりゃ」で、しばらく経つと驚異的に上達する類のものだと思いますが、やはり物理的なキーボードには1分間の入力文字数で負けてしまいます。

他にも、キーボードが全 3ページ構成になっており、例えば < のような記号キーを入力するのに、2回キーボード切り替えボタンを押して裏ページに行かないと入力できない、といった問題もあります。

長らくミニノート PC Eee PC 901-X が独占してきた、出先でのブログ書きマシンの王座。これを iPad が奪うためには、どうしても物理キーボードが必要だ! ということになり、いくつか試してみました。

リュウド RBK-2100BTJ

リュウド Rboard for Keitai RBK-2100BTJは、携帯電話用の Bluetooth キーボードです。携帯を横向きに置ける折りたたみ式スタンド2 付き。使わないときは、ある意味ポメラっぽく 2つに折りたためるためコンパクトさがウリです。

iPad とペアリングしてみます。

Bluetooth デバイスとしては認識されるし、文字も入力できます。しかし…日本語 JIS キーボード配列なのに、US キーボードとして認識されてしまいます。残念。次。

(2010/6/26 追記) 実はこの機種、Ver1.0 と Ver2.0 があるらしく。私の持っている Ver1.0 は iPad に非対応ですが、Ver2.0 は対応しているようです。Ver1.0 → 2.0 へのアップグレードはできないとのこと。

Apple iPad Keyboard Dock

純正品です。iPad 用のスタンドつきキーボード。RBK-2100BTJ を見慣れた目からすると、このスタンド折りたためるのか? と脳内スペックを作り出してしまいますが、とてもしっかりした文鎮みたいなキーボードで、スタンドなんて畳める訳がありません。680g の重量を持つスタンドで、安全に折りたためる強度が持たせられなかったのかもしれませんが。

確かに iPad 専用だけあって、置くと非常にしっくりきます。

iPad 下部の通信コネクタはキーボードによって塞がれますが、Dock 裏側にはコネクタがちゃんと出ており、キーボード兼ステーションってぽく充電 / PC 同期しながらキーボード入力することができます。

が、しかし弱点が。

iPad ソフトケースの定番である、Apple iPad Case を装着した状態では、このスタンドに立てられないのです。この iPad Case というやつは、本体にぴったりくっつく柔らかい樹脂製のため、iPad を脱がせるのに時間がかかります。セットアップに時間がかかりすぎるという理由で、持ち歩き用途にはボツ。

自宅でしか iPad 使わない人にはいい品だと思います。

つづく。


  1. どうでも良いですが、アップルのサイトを見ても「ソフトキーボード」「ソフトウェアキーボード」「オンスクリーンキーボード」と色々な用語で呼ばれていますね。用語の揺れが。 []
  2. もちろん iPad が置ける大きさではありません []