辰巳国際水泳場で 4日間、34種目にわたって行われた大型水泳大会、ジャパンマスターズ2010 (長水路) 当日編です。プログラム全体の進行、事前にパスケースは買っておこう、レーススタート前まで結構待たされて、どたんばでチェックが入る話。

ネックストラップは買っておこうマスターズ

ジャパンマスターズ 2010 当日になりました。

朝 8時。会場の辰巳国際水泳場に到着。

入場するなり、パスケースを売っている売店を探します。写真と名前、出場種目を書いた選手パスを、レース出場時に首からぶら下げておかないといけないのですが、パスそのものは耐水性のない紙。手で持ち歩いていると濡れてしまうのです。

まあ私は買うヒマ無かったのでやむを得ませんが、会場内で買うと 1,000円取られるので、その辺の無難なサイズのネックストラップ付きパスケースを持参するのが吉でしょう。ちなみに大きさは縦 14.8cm x 横 14cm ((実測値)) です。

さらに Japan Masters ロゴ入りシャツ購入。すっかり見学気分です。 社内水泳部では、毎年何かお土産を買うのが習慣らしく。

4日間、34種目にわたる大型水泳大会

マスターズ大会に参加した 7月17日は、9:00-19:54 まで約 11時間10種目にわたって競技が繰り広げられます。さらに日程は全部で 4日間もあり、実に合計 34種目もあります。相当デカい大会なんです。

場内で会社のチームリーダーと合流し、出場手続きをしてもらいます。マスターズはメドレーリレーに出る、出ないに関わらず、常に所属チーム単位になっています。

今回、チームからの出場人数は 6人ですが、出場種目と予定時間は次の通り。

種目 予定時間 アルピーズの出場選手
女子 100m 自由形
(当日最初の種目)
9:00-9:02
男子 100m 自由形 9:02-12:32 Nire
男子 4x50m メドレーリレー 15:45-16:17 Nire を含む 4人
男子 50m 平泳ぎ 16:20-18:38 Nire 以外の 5人
男子 100m バタフライ
(当日最後の種目)
18:45-19:54

述べ人数が 6人より多いのは、メドレーリレー出場選手がもれなく他の個人競技にも出場することを義務づけられているからです。

個人種目は何にしようか? と思いましたが、他の方は無難に平泳ぎを選択する中、私は 100m 自由形にしてみました。だって平泳ぎはニガテなんだよ 🙂

なかなか出番は来ない!

出場パスには、あらかじめ年齢逆順、かつ申告タイム逆順に全選手がソートされ、あなたは第何組です、と指定されています。要は年取っている順、遅い順から始まるわけです。

男子 100m 自由形だけでも相当出場人数は多いため、大きなプロジェクターに「現在、第 xx 組を受け付けています」と表示されていて、順番が来るまではどこかで待機です。

私は第 53組となっています。まぁ 20分ぐらいウォーミングアップしてから行けばいいかと思い、サブプールに行ってみると、水族館の回遊魚状態。1レーンに 10-20人いるんじゃないでしょうか。マスターズ出場選手ばっかりなので泳ぐペースは速いのですが、1レーン対面通行のため、バタフライ練習をするには道幅が無さすぎます。

仕方ないので、ちょっとだけ泳いですぐにメインプールの観戦にもどりますが、よく考えたら男子 100m 自由形だけで 3時間 30分枠。53組にたどり着いたのは、うち 2時間強を経過した 11:15頃でした。

プールの向こう側、写真左奥に集合場所があります。右手 3列あるのが出場待ちのエリア。

驚いたのは、出場直前にいきなり水着のチェックが行われること。ここで落とされたら目も当てられません。

日本マスターズ水泳協会の規定によると、「ラバー及び大きなパネルが貼ってある水着」は禁止だったり、世界新記録や日本新記録の認定を受けるためには FINA 公認の水着でないとダメだったり、色々とルールがあります。係員に横や後ろを向いてと言われて、水着の形状チェックを受けます。

チェックが終わると出場待ちエリアに 1列に並んで座ります。徐々に各選手も気合い入ってきて、軽くストレッチしたり身体をバチバチ叩いたりし始めます。

そして飛び込み台へ。

つづく。