先日、完成間近の調布駅の見学会に行ってきましたが、いよいよ京王線の線路そのものを地下に埋める工事の当日、クライマックスであります。クレーン車と作業員が大挙する現場レポート。

日本中の工事関係者が集まる「祭り」

工事期間は、2012年8月18日(土曜) の終電後から 19日(日曜) の午前 10時ごろまで。10時間足らずの間に、地上を走っている線路を地下に埋めてしまわなくてはなりません。19日の始発 (初電) から 10時ごろまでは、あらかじめ京王バスによる代行運転が予定されているとはいえ、作業の遅れは客足の乱れにつながります。

以前トンネル工事の模様を見学しに行ったときに、最後に線路を切り替えるときは、日本中の建設作業員が集まってきて一大イベントになります!と説明されたのが印象的で、仁礼は何年もこの日を楽しみにしてきました。1

柴崎6号踏切には変形合体の準備が

地下化工事は全区間一斉に行われますが、今回は地下化される東端、つまり国領駅~柴崎駅間の工事現場 (柴崎6号踏切) に張りついて見学してみました。電車の中から見るとこんな感じ。国領駅 (地上) ホームの直前にある踏切です。

電車の敷石 (バラスト) を敷いてあるエリアから一転して、下が空洞っぽい橋げたの上を電車が走っているのが分かります。

足元には、すでに地下へ下っていくスロープと、トンネル、そして地下化された駅が準備されています。問題はどうやって地上を走っている線路を、たった一晩で地下行きに切り替えるのか、は当日まで謎でした。

パトランプが回って、”WARNING!” の表示とともにズゴゴゴゴゴッと振動とともに地面が下に沈んでカタパルトが出現…とまた男の子回路を刺激される何かを想像してしまいますが、実際どうやるのでしょうか。

10台のクレーン車出現…そしてタイムトライアル開始

夜 23時。柴崎6号~柴崎4号の踏切ぞいに10台のクレーン車が勢ぞろいし始めました。これだけズラッと並ぶと壮観です。

若葉台行き最終電車が通過。地上のこのエリアを走る電車としては最後になるので、ギャラリーの数が半端ない数になっています。通過直後に、どこからともなくヘルメット姿の工事関係者が出動。

いよいよ史上もっとも厳しいタイムトライアルな線路工事が始まります。これだけ大量のクレーンを並べて、一体何が起きようとしているのでしょうか。

つづく。


  1. あと数日海外出張が長引いていたらやばかった…。 []