M1 搭載の Macbook Air (2020) を入手したので、色々とインストールしてみたログです。brew からが面倒そう。どっちかというと自分用メモ。

TL;DR

  • OS リカバリ用の USB メモリは作成しましょう (文鎮化に備える)
  • M1 MacBook Air では電源ボタンを長押しで起動オプション選択
  • パーティション初期化時のボリューム名は Macintosh HD に手動設定
  • AD アカウントは、モバイルアカウントにするまで Touch ID が使えない
  • Homebrew は Intel / M1 バイナリでパスが異なる

今まで使っていたのが 2014年製の MacBook Pro (ひどい) なので、最近の MacBook での変更点も含まれているかもしれません。

環境

  • MacBook Air M1 16GB, 1TB
  • 有線 LAN (USB – 有線 LAN 接続アダプタ)
  • WiFi 6 WiFi ルータ RT-AX88U
  • 自宅 Active Directory に接続し AD アカウントで常用
  • macOS Big Sur Version 11.2.1 (アップデート後)
  • Homebrew 3.0.0

M1 mac の使いみち

  • 動画編集
  • 開発環境 (詳細はログで)

インストールログ

OS インストール

  • 工場出荷時のままとりあえずログインしてセットアップを開始
    • 起動やアプリ自体の動作は十分速い
    • 通信速度が有線 LAN なのに遅い。どうもバックグラウンドで OS の update が走っていた模様
    • Apple Watch Series 6 ログイン (User your Apple Watch to unlock apps and your Mac) … 設定できるが、やたらとペアリングに時間がかかって失敗すること数回。(OS をアップデートしたら一発で通るようになった)
  • 再インストール用の USB メモリ作成
  • 電源ボタンを長押しで起動オプション選択
  • ディスクユーティリティでパーティション初期化
  • 初期化時にボリューム名が UNDEFINED とかになるので、”Macintosh HD” に手動で直してから初期化する (インストール後は固定され直せない)

基本的なアプリ群

Intel 版しかないものも Rosetta2 がいい感じに動かしてくれるので、アプリレベルでは違いを意識する必要はなさそう (面倒なのは brew で入れる開発ツール群)

現在 Intel 版しかないアプリ (今のところ動作には問題なし)

  • Adobe Lightroom, Photoshop
  • RescueTime
  • Dropbox
  • Evernote Legacy (Evernote 最新版きらいなんです 🙂
  • Google 日本語入力

Apple Silicon 対応したアプリ

  • Google Chrome
  • Slack
  • Adobe Creative Cloud (Adobe アプリケーション全体というわけではない)
  • Davinci Resolve Studio (17.1 beta 以降)
  • VSCode (Insiders 版のみしかない)

Homebrew

  • Homebrew 本体は M1 に対応した (!) ので普通にインストールできる
  • https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1305182.html
  • しかしインストール先が Intel と M1 とで全く異なる
    • パス依存に依存するコードは書き直さないとだめそう
    • 混在させる場合は PATH (環境変数) はそれぞれ追加
IntelM1
brew 本体/usr/local/bin/brew/opt/homebrew/bin/brew
…opt ディレクトリ/usr/local/opt/opt/homebrew/opt
…share ディレクトリ/usr/share//opt/homebrew/share
  • 依存ライブラリ群でまだ Apple silicon 対応していないものがあるので、brew info git のように依存先を確認する必要がある
  • brew でインストールする開発環境は別の記事にします。
参考

参考になれば幸いです。