スペック検討の結果、TWOTOP (ツートップ) に BTO で発注した Core i7 搭載のデスクトップ PC (Twotop VIP i7940P6TD/HD487) が届きました。例によって開封の儀式です。

Twotop PC: 外箱 外側

外箱を全て付属してもらうオプションがある

段ボール箱の中身は上下 2段に分かれています。

開封すると、まず上段の平たい箱に付属品類が詰まっています。マザーボードなどの紙マニュアル、ドライバ CD、余った S-ATA ケーブルなど。

TWOTOP BTO で面白いのは、「パーツの箱を付属する」オプションが注文時に選べるようになっている点です。数年前に別の PC を BTO で購入したときは選べなかった気がしますが、パーツが単体で故障したときの修理センターへの送付や、次にリサイクルするまでのパーツの保存などを考えると箱はほしいところです。

緑色のはちなみに AcBel 製電源ユニットの箱。こういう巨大なものも、折りたたんで同梱されています。

Twotop PC: 付属品と各パーツの箱 Twotop PC: 付属品と各パーツの箱 その2 Core i7: 箱

下段は、PC 本体です。 PC ケース購入時の箱や発泡スチロールに収められて、横向きに寝かされています。

Twotop PC: ケースの箱 Twotop PC: ケースの箱 取り出したところ

5インチベイが見事にへこんでいるんですが

本体を出してみましょう。衝撃を与えないように、寝かせて注意深くスライドしながら出してみます。おっと、いきなり 5インチドライブベイの上から 2段目が凹んでしまっています。VIP シリーズのミドルタワー製品ラインナップは基本的にこの箱です。

TWOTOP 【銀】 VIPミドルタワーケース

Twotop PC: ケースに袋がかかった状態 Twotop PC: 5インチベイの凹み Twotop PC: 5インチベイの凹み 正面から

このケースの今ひとつな点は 3つあります。

  • 5インチドライブベイが凹みやすい。まったく同じケースを BTO で過去に購入して持っているので知っていますが、指で強めに押しただけで内側にへこみます。
  • 5インチドライブベゼルとして、ケース付属のシルバーパネルが使われる。DVD-Multi ドライブなどに標準でついてくるベゼル (ドライブのケース外側に顔を出す部分につけるフロントパネル) は付属しません。バルク品で最初からパネルがついてこないドライブもありますが、将来的に別のケースにドライブを取り付け直すことを考えると、ちょっとマイナス点です。
  • ケースのフロントパネルを開けるのに六角レンチが必要。価格の低廉化が目的なら、ツメを外して手で引っ張るタイプにすればいいのに。私はたまたま別の趣味で六角レンチが必要なので所有していますが、プラスマイナスドライバーしか持っていない人が、ドライブの換装をしたい場合はお手上げです。

2段目は空なので、凹んだままでも機能的には問題はありませんが、美観がさすがにアレですので、ミドルタワーケースを開けて自分で直すことにしました。

一見さんお断りクオリティではユーザ開拓はできない

ケースは数千円の安価なものだと思いますので、PC 自作派の基準からすると「まあそんなもんだろ、文句言うならケースに 15,000円以上出せ」というレベルには違いありません。

ただ外側の梱包材はまったく問題がないことからすると、Memtest86+ などの動作テスト終了後、箱に詰める時に雑に扱われているのでは? という懸念があり、クオリティ的には疑問が残ります。

昨今ブームのミニノート PC で同等の組立てミスによる外装トラブルが発生すれば、即交換であることを考えると、デスクトップ PC も最低限のクオリティを確保しないと売れないのではと思います。

ちなみに、過去にも TWOTOP PC を購入したことがありますが、だいたい 1台に 1トラブルありますね。

  • ビデオカードに付属しているはずのケーブルが欠品
  • Memtest86 してみるとメモリに異常があり、初期不良交換

中身のハードウェア編につづく。