自宅サーバの 1台で今まで使っていた XClio 6020 の 25cm ケースファンが動かなくなったので、3RSYSTEM の R240 という PC ケースを買ってみました。自宅サーバでつかう最低条件、ケースファンの位置と数はおさえつつ、見た目インテリア的にも良さげな一品。

3RSYSTEM: R240: 絞り優先AE 1.6sec F13.0 評価測光 EV+0 ISO200 21mm EF-S18-55mm WB:オート AF:ワンショット AF PS:スタンダード

ファンの位置と数だけは最低限押さえておきたい

あまりベストなものを追求している時間がないので、取り急ぎ

  • ミドルタワーケース限定
  • ケース左側面 (CPU 正面) に CPU ダクトつきケースファン x 1
  • ケース背面か正面にケースファン x 1
  • ファンのサイズは 12cm 以下
  • 予算 10,000円以内 (電源つきの場合)

を最低条件として、選んだのがこの 3RSYSTEM R240 です。

フルタワーは、見た目派手ですが、デカいので設置場所に困ります。かといって、中途半端なミニデスクトップタイプはエアフローが悪かったり、パーツの取付がしづらいのも経験済みなのでボツ。

ファンのサイズが 12cm 以下…というのは、25cm ファンの入手難度に絶望したので、普通にどこでも売っているサイズでという意味です。

欲を言えば、HDD を冷却するためケース前面にもファンがついていた方が良いのですが、3基もついているのはこの価格帯では無さそうなので、それはボツで。

光沢仕上げパネルと、一長一短のドライブベイ

3RSYSTEM: R240: 正面: 保護フィルムつきケース前面は光沢仕上げになっています。美観は二の次の Nire.com サーバ環境では異色の存在 🙂 ですが、たまには良いでしょう。

何でもないところですが、その光沢仕上げパネルに傷がつかないよう、正面の化粧板に保護フィルムが貼ってあり、Nire 的には +5 ポイントです 🙂

5インチドライブベイは合計 4スロット。上から 2スロットはベゼルが PC ケース側に付属しているのですが、私に言わせればスマートだけど自作派には百害あって一利なしです。

ドライブをイジェクトすると、ケース側のフタが手前にぱたっと倒れてトレイが出てくるタイプで、ドライブを完全に目隠しできるので見た目には良いのですが、必ずしもすべての DVD-ROM ドライブが取り付けられるとは限らないのです。実際、私の手持ちドライブはやむを得ず 3段目のスロットにつけています。この話はまた別に。

8cm ファンが左側面と背面に 1基ずつ

R240 は左側面と背面にケースファンが 1基ずつ、計 2基ついています。

3RSYSTEM: R240: 左側面

直径 8cm ファンです。CPU に集中して風を当てるためのファンダクトは、ねじると数 mm ですが長さを変えられ、外側にはフィルタがついています。

3RSYSTEM: R240: 左側面: ファン 3RSYSTEM: R240: 左側面: ファンダクト 3RSYSTEM: R240: 左側面: ファンフィルタ

背面のケースファンは 2基分のスペースがありますが、実際には 1基です。

3RSYSTEM: R240: 背面: 絞り優先AE 1.3sec F9.0 評価測光 EV+0 ISO200 27mm EF-S18-55mm WB:オート AF:ワンショット AF PS:スタンダード 3RSYSTEM: R240: 背面: 2基分のファン取付位置

前面にはファンがなく、代わりになにやら液晶パネルがついています。電源入れるとこうなるんですが、液晶パネルの仕様はまた次回。

3RSYSTEM: R240: 液晶パネル

ケースの取付ネジ、なんとなくレゴブロックを思わせる、樹脂の取っ手がついているタイプ。決して高価なものではありませんが、質感が個人的に好みで回しやすいので +5 点。

3RSYSTEM: R240: ケース取り付けネジ

とりあえず店頭展示品でチェックした、ガワから見た特徴はこんなところです。

次回、マザーボードの引っ越しと中身編です。

PC自作の基礎知識2009 (日経BPパソコンベストムック 日経WinPCセレクト)

つづく。