千葉県国際総合水泳場、略して千葉国際の成人水泳教室 (上級) に通ってみた話の続きです。以前通っていたスクールと、どちらがインストラクターとしては上手なのかについても。

前回書いたように、成人水泳教室は 1時間のスクールです。今のところ、上級クラスは 1コースだけ使ってやっています。インストラクターは水には浸からず、コースの端に立って監督のように指示します。

なんだかんだで 4回参加しましたが、カリキュラムは日によって色々変えてきます。ウォーミングアップ 100m 泳いだ後、以下の択一で、往復 100m x 3~5本でワンセット。

  • 普通の 100m 個人メドレー
  • IMR (個人メドレー逆順)
  • 25m ドルフィンキック – 25m バタフライ – 25m バック足だけ – 25m バック (以下クロールまで同様)
  • 足だけ 4泳法 25m x 4 (ドルフィン, バック, 平泳ぎ, バタ足)
  • 顔を水面につけずに 4泳法 (足が沈んで、負荷がかかる状態で泳ぐ)
  • フィンスイム 4泳法

5本の間隔は均一 10秒~15秒か、1分程度のサークル1 です。

ワンセット終わると、2-3分休んで、別のセットメニューを繰り返します。

1人1人にあわせて色々やってくれる水泳教室

このスクールのすごいところは、練習メニューを人によってカスタマイズしてくれる点です。教える方としてラクなのは全員同一メニューですが、ここでは生徒の泳力によって、10秒休憩だったり、15秒休憩だったり、パターンを変えているようです。たまに混雑してくると適当になってますが 🙂

年齢層は結構広く、下は高校生から上は推定 60代。学生チームのほうはさすがに泳力があり、そもそも上記より厳しい違う強化メニューを与えられていて、しかもシニアチームをがんがん抜いていきます。

参加する方もそれなりの力量が求められる

最初に書きましたが、これらのカリキュラムはすべて 1コースだけを使って行います。ややきゅうくつで、1レーンを右側通行で行って帰ることになります。

車幅をとるバタフライとかどうするの、という気もしますが、そこはさすがにみんな心得たもので、通過の瞬間だけ片手バタフライにしたり、バタフライじゃない泳ぎをしている方が路肩に寄ったり、色々やってかわします。

極めつけが立体交差。学生がやっているのしか見たことがありませんが、水深 2m を生かして、なんと下に潜水してかわしていきました。自由自在、水族館の回遊魚か何かみたいです。運動負荷がかかっている状態での潜水なので、よく息が続くなと、感心せざるを得ません。

ぶっちゃけ、この成人水泳教室、かなりハードで酸欠になります。しかしその人の泳力に応じて、「ちょっと」チャレンジングな運動強度を繰り返すことで泳力が維持されるのは、実際泳いでいる人なら納得してもらえるでしょう。

しいて難点をあげるなら、若干キック重視のメニューが多すぎることでしょうか。現在、毎回通っている人の傾向に合わせてカリキュラムを組んだ結果なのかもしれませんが。

水深 2m プールらしく、大きく上下にうねるドルフィンキックの練習や指導は、なかなかためになると思います。

以前の水泳スクールとどちらが上手に教えてくれるか

しかし負荷のかけ方で言えば、以前通っていた、西東京エリアの水泳スクールの方が一枚上手だった気がします。千葉国際でインストラクターがコースサイドに立って指示するのに対して、以前のスクールは先生が自ら先導して泳いで、ペースカーの役割を果たしていました。単に 75m x 5 を泳ぐだけでも、スピードを微妙に調節していたわけです。

生徒数は 12人程度いた気がしますが、速い生徒から遅い生徒までかなり泳力にばらつきがあるにも関わらず、全員にそこそこチャレンジングな運動負荷をかける、というのは言うのは簡単ですが、結構高度なことをあのセンセイはやっていたんだね、と再認識。

20分程度こってりストレッチ / 筋トレをやらせてから入水するのも特徴的で、陸上 – 水中含めて 1時間30分泳いだ時点で「もうこれ以上やると足がつりますよ先生」というレベル一歩手前まできっちり追い込むようにプランニングされていました。

まあ、さすがに市水泳連盟の会長様といったところです。


  1. 1分以内に泳ぎきり、残りを休憩にあてること。地方によっては「1分回し」という。50秒で帰れば休憩 10秒。60秒かかれば休憩ナシ []