iPad 予約開始日。3G があったほうが良いのか、容量はいくつにすれば良いのか悩みますね。iPhone 3GS と Pocket WiFi を最初から持っていた私の場合。

iPad に 3G は必要なのか

基本的には iPad、自宅で使おうと思っています。

屋外では情報をブラウズし、つぶやき、check-in し、鼻歌歌って曲名検索するなら iPhone 3GS。ブログが書きたいなら Eee PC 901-X があります。iPad にもキーボード入力があり、iPhone フリック入力のように「見た目より」高速に使えそうなら屋外でガンガン使い始めるかもしれませんが、その場合でも Pocket WiFi があるので、接続の手間はかかるものの、屋外でのネット接続には困りません。

iPad 販売価格一覧表を見ると、「iPad Wi-Fi 16GB 現金販売価格」と「iPad Wi-Fi + 3G 現金販売価格」の差はわずか 9,520円です。それぞれ 24回分割払いとして、月額の差はわずか 210円しかありません。

しかし、それは iPad 機器代金だけの話。

実際には、月額で

  • iPad 専用データ定額プラン 2,910円 (iPad 向け月月割使用時)
  • ウェブ基本使用料 315円

とかかってきます。iPad 本体の機器代金と、データ通信用の料金プランが別のページに書いてあるのがシブいですね。

機器代金と通信料セットで、単なる Wi-Fi モデルとの差額は 2年間で 86,920円に達します。

Pocket WiFi + iPad Wi-Fi モデルとの大きな違いは GPS の有無ですが、外でカーナビ、もしくは HND (ハンドヘルドナビゲーションデバイス) 代わりに使う気が無いのなら要りません。iPhone 3GS あるし。

容量は 16GB / 32GB / 64GB?

これも結構悩みどころですね。 🙂

iPhone 3GS を契約したときは、いったいこのスマートフォンにどれだけコンテンツを溜め込むのか自分でもよく分からなかったので、大は小を兼ねる! とばかりに 32GB にしました。

しかし、購入後 3ヶ月現在…..

  • 600曲程度の音楽
  • 個人で録画し ts ファイルからエンコードしたビデオ、見る分だけ
  • 6ページ分のアプリ
  • Podcast 5種類
  • 壁に突っ込んだ車の記念写真

と持ち歩いても 16GB に到達しません。

電子書籍はこれから伸びると思いますが、東京カレンダーアプリで 17.3MB ですし、サイズはそれなりだろうと。

ビデオも電車の中で見ることはあると思いますが、所詮 1920×1080 の HD 画質が見る時間ないから無理矢理 mp4 エンコードしただけなので、保存版は m2ts フォーマットだし、mp4 は観たら消すと。

ヘビーユーザーの人には敬意を表するけど、俺はローカルに 16GB 以上のストレージは欲しくない、ということです。

iPad にそこまでの投資はできない

何より、iPad の機種を決定する上で重要なのは、この機種にそこまでの投資効果は感じないということです。

UMPC の座を奪い勃興しつつある新しいデバイスは押さえておきたいし、「でっかい iPhone」と切り捨てるにはもったいない、iPhone 3GS とは一味違うチューニングが施されていることも、触ってみて実感済みです。

でも、Gizmodo が拾って大々的に報じているが、あれが本物かどうかまだ不明な iPhone 4G、どうせ出たら買うでしょ? とか、他にも買いたいものが山のようにあることを考えると、iPad に 5万以上は投資できないかなと。