高額な J:COM なんてマンション全体で解約してしまえ、と言ってみた


マンションで共聴しているケーブルテレビ J:COM が、制約が多い上にアナログからデジタル設備に移行すると月額が高くなってしまうとのこと。いっそマンション全体で解約してしまったらどうか、とマンション管理組合に異議を唱え、意見書を提出しました。

J:COM をデジタルに移行するのに月額アップ?

うちの本拠地マンションは、ケーブルテレビ J:COM にマンション全体として加入しています。月額 1,575円 (税込) で地上波 + BS + CS 29ch という構成。ただし、未だにアナログなので、早急にマンションの中継設備ごとデジタル放送対応にリプレースする必要があります。

ところが、それが月額 2,604円になるというので、ちょっと待ったと。アナログがデジタルになって、チャンネル数も変化しないのに 1,100円のアップとは。これは全戸均等に徴収され、ウチは払わん! という選択はできません。

マンションも 100戸以上もあれば、共聴設備に見切りをつけて、個人で BS / 110度 CS パラボラアンテナを設置している例がたくさんあります。うちのように、NTT のフレッツ光ネクストを契約し、フレッツテレビを利用する場合もあります。

共聴設備の地デジ対策が遅いせいで、各自で月額を支払っているのに、さらにマンション側の月額がアップするというのは、おいおいちょっと待ったと。

J:COM がマンション契約で安くなるなら良いのか?

J:COM TV デジタルにはいくつかの料金プランがあります。このうち、月額 2,604円というのは J:COM TV デジタルコンパクトに相当します。

一戸契約で 4,389円 (税込) のものが、マンション全体で加入することで 2,604円で観られるならお得じゃない? という気もします。

しかしこのプラン、CS ハイビジョンが SD 画質に落ちてしまうという仕様になっています。

CS も含めてハイビジョンで視聴したければ、ワンランク上の J:COM TV デジタルに加入する必要があり、さらに月額はアップします。

J:COM TV デジタルの落とし穴「録画」

J:COM TV デジタルには、さらに落とし穴が。

CATV の常で、BS / CS チャンネルを視聴するために STB (セットトップボックス) が必要になります。地デジであれば、地域によりパススルーで

同軸ケーブル — STB — 地デジ対応 TV

問題は録画です。昨年 2009年11月に J:COM に電話で確認した限りでは、STB には再生用に D4 出力端子はあっても、録画用にアナログ出力しかないようです。黄白赤、でおなじみの RCA ピンジャックだけしか刺さりません。

同軸ケーブル — STB (アナログ出力) — 地デジ対応レコーダー

せっかく地デジ対応の HDD レコーダーを購入しても、録画されるのはアナログ品質の荒い動画、というわけです。i.LINK 端子を使ったデジタル出力はできるようですが、J:COM によると相手が特定の HDD レコーダー 1機種に限られる、とのことでした。

ではハイビジョン画質で録画したかったらどうするのか。HDR という J:COM 専用レコーダーを、わざわざレンタル月額 840円 (税込) 追加して借りるのです。HDR, HDR+ どちらも、RCA ピンジャックしか出ていないのは同じ。

同軸ケーブル — HDR — 地デジ対応 TV

さらに問題は個人で取っておくためのバックアップ。HDR には 2機種あり、安い方の HDR ではデータをどこにも書き出すことができません。ブルーレイ HDR を使用する必要があります。月額 2,625円 (税込) もかかります。

同軸ケーブル — ブルーレイ HDR — 地デジ対応 TV

何が悲しくて J:COM の都合で決まった機種のレコーダー使わにゃならんのかと。

マンション管理組合に意見書を出してみた

ということで、マンション管理組合にまず、次の趣旨で 1枚の意見書を出してみました。

  • 地デジ対策として J:COM だけしか選択肢がないというのはおかしい。
  • J:COM では、個人で購入した地デジレコーダーが全く生かせない。
  • 屋上に共聴アンテナを建てる方法、フレッツテレビを使用する方法、複数の方法を比較し、安くあがるようにしてほしい。

つづく。

(2010/5/16) i.LINK 接続の限定対応の話を追記しました。


5 Comments

  1. まったく同感です。
    森泉社長の本音は本来の収益の柱である「加入者」収入が頭打ちにな
    り、地上波の「地デジ化」を契機に非加入の利用者500万世帯から
    料金を取り「収益の柱」をシフトしたい狙いだ!

    市役所から二束三文で買収したケーブルテレビも、今や本格的に設備
    の老朽化が進み、維持に金が掛かる時期になっている。
    それに、NTTなどの「光ファイバー陣営」の攻勢に立たされ、巨額
    の光ファイバー化投資に迫られている。
    大株主のKDDIも、住友商事も、外資の持ち株の買収と、TOBで
    スッカラカン、資金に窮している。

    それを乗り切るための「特効薬」が「地デジ有料化」なのだ!
    「無料でJ:COMで地上波放送を見ている所帯から金を取る!」
    森泉社長の「本音」が決算報告会での発言となった。

    無料の民放を有料化する事は「空気を金にする」ようなもので、住民
    の反発を招くことだろう。
    「有線テレビジョン放送法」では地上波の有料化は禁止されている。

  2. 地上波の無料は当然だ!

    マンションではJ:COMへのケーブル接続の際、元から有った
    屋上のアンテナは強制的に切り離されて、無用の長物にされて
    います。

    どうしても「地デジ」有料化で金を取るのなら、元のアンテナ
    に戻せば、地上波は「無料」になる。
    アンテナをリニューアルすれば、追い出されるのはJ:COM
    の方だ。

    「地デジ」は電波障害も解消され、綺麗に映る。
    衛星アンテナも改修すれば「スカパー!e2」はJ:COMより
    多チャンネルだし、WOWOWも料金は安い!
    http://www.antena-hausu.com/modules/pico/index.php?content_id=7

    デジタル放送時代はJ:COMを解約しても何も困らない時代な
    のだ。

    首都圏では「東京スカイツリー」が完成すればケーブルでテレビ
    を見る人は減るだろう。

    .

  3. 「地デジ有料化」を回避する方法

    全国のマンション管理組合役員さま、理事さまへ

    「地デジ有料化」を回避する方法は簡単です。
    自前のアンテナで「有料負担」の対象となる「地デジ」の部分を受信
    すれば負担の回避は可能です。
    地デジ電波は全国津々浦々に普及し、大概の場合アンテナで完璧に受
    信できます。
    あとは「混合器」と言う部品でCATVと接続すれば、ケーブルテレ
    ビを解約しなくても「簡単な工事」で負担を回避することは可能です。

    地デジアンテナはマンション用で2万円ぐらいです。
    周辺部品を入れても5万円程度でしょう。
    後は工賃で、全部で10万円少々です。
    コレだけの予算で「地デジ有料化」は回避できます。
    「地デジアンテナ」は一度設置すれば、20年以上の耐久用期間が有
    りますので、圧倒的に安い費用で済みます。

    「地デジ有料化」が実施されれば、通常1戸あたりの負担料金は月に
    735円、年にすれば8.820円になります。
    年に1回、マンション全世帯分が管理組合に請求されます。
    100戸のマンションなら、「地デジ再送信施設利用料」として88
    万円がケーブルTV会社への支払いとなります。
    10年も払い続けば、880万円もの大金となります。

    コレだけの高額な金額になれば、その3分の1ほどの費用でマンショ
    ンのアンテナを改修すれば、BS/CS対応の最新設備にリニューア
    ルすることが可能です。
    多チャンネルは「スカパー!e2」の70チャンネルが視聴できます。
    ケーブルTV会社の「地デジ有料化」や「施設利用料」などの負担に
    煩わされることも無く「経済的」に楽しめます。

    管理組合役員様には「賢明な判断」をお願いしたいと思います。
    テレビは自前のアンテナで見れば、安いものです。

    ご参考にしてください。http://bit.ly/993u7X
    http://www.antena-hausu.com/modules/pico/index.php?content_id=1

    .

  4. CATV事業の初期のころはJ:COMはマンションをターゲットに
    「無料キャンペーン!」攻勢をかけて、ケーブルテレビに接続するマ
    ンションを拡大し、多チャンネルサービスを利用する「有料加入者」
    の獲得に成功した。
    J:COMにとって「有料加入者」が美味しい果実なら、「無料利用者
    」はゴミや、カスの部分になる。

    こうした市場原理を無視したやり方で「J:COM独占」の環境は創り
    出されたが、同時に500万世帯の地上波しか見ない「無料利用者」
    を抱かえ込むことになった。

    今ここで「地デジ有料化」で一網打尽に「収益化」すれば、「あの時
    の無料は嘘だったのか!」
    「今度はゴミや、カスを金にする気か!」詐欺まがいの手法に批判や、
    抗議も出てくるだろう。
    500万世帯の「無料利用者」はJ:COM自ら抱かえ込んだ「自業
    自得」なのである!

  5. 「JCOM解約国民運動のご提案」不誠実な企業体質に鉄槌を!

    CATV事業の初期のころはJ:COMはマンションをターゲット
    に「無料キャンペーン!」攻勢をかけて、ケーブルテレビに接続
    するマンションを拡大し、多チャンネルサービスを利用する「有
    料加入者」の獲得に成功した。

    「無料」という市場原理を無視したやり方で「J:COM独占」の
    環境は創り出されたが、同時に500万世帯の地上波しか見ない「
    無料利用者」も抱かえ込むことになった。

    J:COMにとって「有料加入者」が美味しい果実なら「無料利用
    者」は「ゴミ」や、「カス」の部分になる。
    今ここでゴミや、カスを収益化すれば、「あの時の無料は嘘だった
    のか!」

    J:COMの営業が「無料」を前提に話しを持ってきて、頼みこん
    で接続したのに「有料化なんて認められない!」マンション管理組
    合役員は激怒する。
    「無料で釣って、有料化する」詐欺まがいの手口に抵抗は強い!!
    500万世帯の「無料利用者」はJ:COM自ら抱かえ込んだ「自
    業自得」なのである!

    「JCOM解約国民運動のご提案」不誠実な企業体質に鉄槌を!

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