無線 LAN ルータ Planex BLW-54CW3 が信頼性や速度面で問題ありそうなので、バッファロー WZR-HP-G301NH にしてみました。開封の儀と、見た目的に分かる特徴など。

 

BLW-54CW3 は、おまけとはいえ今ひとつ

iPhone 3GS を買ったとき、無償でルータを配布するけど Planex と FON どちらが良いかと聞かれ、Planex と答えたら BLW-54CW3 というルータが送られてきました。

FON は以前使っていて、その不安定さに懲りたからですが、Planex BLW-54CW3 も 2日以上稼働していると、いつの間にか無線 LAN 経由のアクセスを受け付けなくなっていて、再起動してカツを入れてやらないと通信してくれません。

インフラとして使うネットワーク機器に必要なのは、いつでも何でも接続できる信頼性です。Planex は不安定な製品しか見たことがなく、ましてや BLW-54CW3 は 2,000円代で買える製品なので高望みはできないだろうと。

802.11b/g のみ対応なのも不満です。iPad / iPhone 4 は、実効速度はともかく 802.11n 対応なので、無線 LAN ステーションも 802.11n にしたいところ。

WZR-HP-G301NH 開封の儀

ということで、買ってきたのがこれ。バッファロー WZR-HP-G301NH です。

このメーカーの製品なら安定しているのか、というと答えに詰まりますが、例えば自動的に無線 LAN の接続パラメータを Nintendo DS とネゴして決めてくれる AOSS が便利だったり、コンシューマー向け低価格無線 LAN 製品としては、それなりに普及している感じがします。

バッファローが最近出しているハイエンドルータに特徴的なのは、ウサギの耳のように向きが変えられる、2本の外部アンテナです。

出荷時はたたまれていて、水平方向270度、垂直方向90度の範囲で調節でき、受ける方が感度が上がるように調節できるというわけ。内蔵アンテナも実は 1本あって、合計 3本で MIMO ((Multiple Input Multiple Output)) 技術を使って同時に複数のアンテナを使えると。

これが裏面。

LAN / WAN 接続ポートの他、USB ポートがあります。なんと USB メモリや外付け HDD を接続して簡易 NAS としても使える模様。

さらに写真右の方に ROUTER スイッチというのがあります。WZR-HP-G301NH 自身がルータとして機能するか否かをハード的に選択できるというもの。AUTO モードで出荷されていて、その場合は既存の DHCP サーバの有無をもとに判断するようです。

開封の儀でした。実際の使用感はまた。

つづく。