今回は電子書籍の話だというので、しばらく観る時間がなかった「ガイアの夜明け」を観てみました。役所広司→江口洋介だけど蟹江敬三氏は健在、なんて話。

このドキュメンタリー番組、毎回扱う題材は変わりますが、つねに蟹江敬三による味のある声のナレーションと、役所広司によるナンチャッテ一人二役芝居 + クロージングコメント、この水戸黄門的お約束が好きでした。

ところが、役所広司が江口洋介に変わっていてびっくり。どうも 1月にバトンタッチしたようですね。転職活動真っ盛りだった時期から観てないからなぁ 🙂

プロデューサーが変わったのかな? と思い、加増良弘氏にいただいた名刺を確認。NHK 「テレビの、これから」生出演時に、いただいたものでした。

当時は確かにチーフプロデューサー「ガイアの夜明け」担当になっていますが、Wikipedia の情報が正しければ「元」チーフプロデューサーになっていますね。偉くなってしまったんでしょうか。

チーフじゃないプロデューサーは前から変わっていないみたいなので、番組の構成やテイストはそんなに変わっていないようです。

蟹江敬三氏の声は健在ですが、もう 65歳なんですねぇ。もともと俳優で、ナレーターではないところを、「ガイア」が口説いて番組出演を承諾してもらったそうです。

実は一時期、私が Microsoft Flight Simulator X 日本語版の開発に関わっていたとき、大空へのあくなきチャレンジ精神を体現してもらうべく、やはりナレーターとして出演してもらおうとしていたこともあったりして。

江口洋介になって現代感や躍動感が出てきた面もあり、「ドラえもん声優が総取っ替えで慣れるのに時間かかります」的違和感はありません。しかし、重鎮二人で支えていたドキュメンタリー番組としての重みはある程度キープする必要があるので、そういった意味で蟹江さんにはぜひ続けていただきたいですね。