知る人ぞ知る土地の広大なノンビリ動物園、千葉市動物公園に行ってきました。

千葉駅に近く、無駄に広いぞ千葉市動物公園

この動物園、千葉周辺に住んでないとさっぱりイメージわきませんが、場所的に JR 稲毛駅の東北東、千葉駅の北北東に位置します。電車で行くなら千葉駅から千葉モノレールで 12分。駐車場も普通車だけで 1483台収容ですが、この日、駐車場は奥の方までほとんど塞がっており、空きを探すのに苦労しました。おそるべし、千葉市動物公園。

駐車場の面積を除いても、公園面積は 339,722平方メートルと広大です。

体重計に乗るミーアキャット

入るといきなり出迎えてくれるのはミーアキャット。マングースの仲間らしく。機嫌が良いときだけ体重に乗ってくれます。

正座中のダチョウ。安房拓心高校から寄贈されたようです。むしろ、ダチョウを高校で飼っていたことに驚き。キリンも、のほほんと正座中。

フラミンゴ。

コウテイペンギンも動き少なし。スプリンクラーが周囲 360度にヘッドを回しながら散水していて、このペンギンの背中にも、定期的に水のシャワーがビシビシ直撃! しますが、本人毎回びっくりするものの、最後までぼーっと突っ立っていました。

ゴリラ。もっとぐうたらです。サービス精神ゼロ。レッサーパンダは、この動物園ではおなじみのようです。細長い台の上に長くなって昼寝タイム。

ややアピールしていたのは翼の色が派手なコンゴウインコ。魅惑のチキルームに出てきそうです。

動物に直接触れるコーナーが面白い

ネズミの親分みたいなのはカピバラ。

白いのはハツカネズミ。なんと、じかに触ることができるコーナーがあり、激混みというほどではないものの、順調に 15分待ちぐらいの行列が常時できていました。コップに一匹ずつ入れて渡してくれます。

触れられるコーナーその2は山羊と羊。比較的広いエリアに飼われていて、そこに来場者も入って触ることができます。

羊はおとなしいイメージがありますが、けっこう体重のあるやつが油断していると「どけ!」とばかりに、半キャラずらしで体当たりしながら通過していきます。

山羊の方がむしろ人なつっこいようです。

ブラッシングが大好きらしく、備え付けのブラシでこすってやると、向こうから頭をぐいぐい押しつけてきて、もっとブラッシングしろと言ってきます。

すっかりご満悦の様子。

広い面積、猛獣のいないノンビリ動物園

というわけで、全体的に牧歌的でのんびりした感じの漂う、千葉市動物公園でした。

東京の上野公園 (上野恩賜公園) は 140,000平方メートルで、あちらはずいぶん広そうに思えますが、面積だけで言えば千葉市動物公園の方が広かったりします。

面積比で動物の数が少ないというか、大型のトラやライオンのような猛獣がいないため、人口密度が少ないというか、それだけ動物の方も余裕があるんだと思います。

都会の慌ただしい感じを忘れて、ちょっと気分転換するには良いかもしれません。