折りたたみ US 配列キーボード、リュウド RBK-2000BTII を買ってみました。JIS 配列の RBK-2100BTJ はバージョンや配列の問題があっていただけない、という話と、RBK-2000BTII のハードウェア的なインプレッション。


Apple Wireless Keyboard は持ち運びに難あり

iPad 用に最適なキーボードを比較して、前回は Apple Wireless Keyboard にとりあえず落ち着きました。しかしキーボードの電源を完全に切っているにも関わらず、カバンの中でキートップが押されて勝手に電源が入るトラブルが後を立ちません。

そこで、2つ折りで格納するタイプの Bluetooth キーボードならどうだろうということで、リュウド RBK-2000BTII を試してみました。

古い RBK-2100BTJ では iPhone に対応しない!

「ん? リュウドのキーボードなら、RBK-2100BTJ 持ってるんじゃないの?」

と思うかもしれません。私も使いたいのはやまやまなのですが 🙂 、RBK-2100BTJ はかなり初期に買ったため Ver 1.0 ときています。Ver 1.0 は、iPhone 3GS, iPhone 4, iPad に対応していません。 正確には、ペアリングはできますが、オートパワー OFF などで接続が切れた後、自動再接続しないのです。

バージョンが違っても見た目はまったく同じですが、ファームウェアアップデートで Ver 2.x にすることもできません。

まぁ、初物にありがちな話ではあります。

RBK-2100BTJ Ver 2.x といえども問題は実はあります。JIS 配列にも関わらず、iPhone, iPad では US キーボードとしてしか認識できないのです。

アップル純正 Apple Wireless Keyboard ではそんなことはありません。JIS 配列のキーボードであれば JIS 配列で入力できます。だからといって iOS 側の問題である線も捨てきれませんが。

製品名 キー配列 iOS4 上での
キー配列
Apple Wireless Keyboard JIS JIS
US US
RBK-2100BTJ JIS US
RBK-2000BTII US US

リュウドもさすがに問題だと思ったのか、Ver 2.0 ユーザーにはキートップに貼るシールを配布していたり、Ver 2.1 では標準添付していたりしますが、そもそも配列変わっちゃうんじゃ、RBK-2100BTJ は iOS 搭載製品に対応「○」とは言えないと思います。

ともかく、新規に RBK-2100BTJ を iOS 用に買う意味はないな、ということで、US 配列キーボードである RBK-2000BTII にしました。

RBK-2000BTII の見た目とペアリング

配列が JIS か US かというだけで、RBK-2000BTII は RBK-2100BTJ と見た目の大きな違いはありません。

上から見たところ。

モバイル端末の立てられるスタンド。

iPhone 3GS を立てたところ。

スタンドに立てた iPhone 3GS が、電車の車内で振動で落ちたりはしないようです。

キーボードを開いた状態で「一応」固定するレバーはついているのですが、どうしても真ん中に力が加わると中折れ状態になります。電車の中で、固定レバーだけで膝の上に置いて激しくタイプするのは、キーボードがぐにゃぐにゃしてしまい強度的に無理があると。

ペアリングしてみます。RBK-2000BTII 側は Fn キー + 「~」キー (Bluetooth マークがついている) を長押しするとペアリングモードに入り、iPhone 側に表示される 4桁の数字を入力するとあっさりペアリング完了。

次回は RBK-2000BTII のブログを書いた場合の使い勝手について。