うたい文句で選んではいけないプリンタ「PX-7V = 鮮やか、PX-5V = 白黒に強い」

全東京写真連盟の公開審査で、いいプリンタを自前で持つ重要性を思い知ったので、機種を選ぶことにしました。

marbles-color-monochrome

カメラはNikon D800E ですが、ニコン製カメラは一般にエプソンプリンタと相性がよく、キャノンとは相性が悪いと言われます。キャノンの PIXUS-PRO シリーズはとりあえず回避。

プリンタ選びの条件は、

  • 人肌が好みのテイストに仕上がること
  • A4 印刷が高精細度であること
  • D800E の 3600万画素が活かせる大判印刷にも対応
  • 顔料プリンタで、仕上がりがすぐに確認できること

エプソンの高品位プリンタラインナップから一番高いの買っとくか、と最初に目に止めたのは PX-5002 という機種。A2 まで対応できるプリンタですが、よくよく見ると 印刷時の解像度は 2880 x 1440dpi となっています。

他の PX-7V, PX-5V, PV-G930 は 5760 x 1440dpi ときめ細かな印刷が可能。主力の A4 印刷が荒くちゃダメだろうと、PX-5002 はボツ。

PV-G930 は A4 よりも大きいサイズに印刷できないのでつまらない、とボツ。

問題は PX-5V か PX-7V かです。

エプソンの高品位プリンタには、同じ顔料でも 2つのラインナップが前からあるらしく。

印刷テイスト インクの有無 機種例
グロスオプティマイザ 黒インク
色鮮やか 搭載 2種類しかない
フォトブラック
マットプラック
PX-G5300, PX-G930, PX-7V
写実的 非搭載 充実している
グレー, ライトグレー
フォトブラック
マットプラック
PX-5500, PX-5V

グロスオプティマイザというとソフトウェアの機能みたいですが、実はインクの名称で、顔料インクのデメリットである光沢の無さを補い光沢を出すための、ほぼ透明インクです。

搭載できるインクの種類には限りがあるので、グロスオプティマイザを搭載して光沢を出すか、黒インクの種類を増やして色カブリのないモノクロ印刷を得意とするか、の二択ラインナップの模様。

どちらかというと、色鮮やかな方がモデル撮影に向いていそうな気がしますが、やはり印刷サンプルを実際に見てみないと…ということで、ヤマダ電機で見つけました。PX-5V と PX-7V で果物、人物、風景を 1枚ずつ撮ったサンプルでしたが、率直に思ったこと。

PX-7V の印刷はあまりにも青い!

写真ごとにどう見えるのかというと、

  • 果物の写真 … 確かに彩度が高く、鮮やか。
  • 山岳の写真 … 空の青さには文句のつけようがない。しかし白黒のはずの岩が青い。
  • 人物の写真 … 肌色はつややかだが、青カブリしている。

対する PX-5V は、彩度という意味でハデさは落ちますが、極めて写実的に印刷されている印象で、率直にこちらで良いんじゃないかと。

多分に好みの問題ですので、青空でモデルで水着で弾ける人物写真なら PX-7V だろ、と思った人は印刷サンプルを確認の上、買えばいいと思います。また仁礼家には、低価格帯ですが染料プリンタの EP-804AR があり、面倒な調整なしでハデな写真をくれよ、と思った場合はそちらを使う選択肢もあります。

かくして、一見さんお断りな玄人プリンタ PX-5V をチョイスすることになりました。手間はかかるが自分の思い通りに仕上がる…はず。じゃじゃ馬を乗りこなせればですが。

次回は開封の儀。
つづく。


1 Comment

  1. ありがとうございました。PX-G930で週に三日2Lを印刷してます。
    PX-5Vがやっはり自分に合ってるとわかりました。まだ買っていません。

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