8月6日に台東区民会館で行われた、全東京写真連盟のポートレートフォトコンテスト公開審査に行ってきました。公開審査で失点の少ない 1枚と、とがった 1枚が残ることは果たして良いことなのかというお話。

2枚残しで展開が読めない!

審査は増田賢一先生。写真の色味やプリンタの印刷品質など、基本的なところは確実にチェックされる感じの先生です。

水元公園での撮影会からは数点出しましたが、一番本人的にオススメだと思っている作品はコレ。ぜひ絵柄を覚えておいてください。

「天女」

全東京写真連盟: 天女
Model: 橘 奈穂

いや、いい写真だ (自画自讃)
だってほら、この瞬間ですよ。背景に菖蒲が入りつつの、ヒラッと羽織っているこの瞬間。左手が入りきっていませんが。

結論からいうと入賞したのは、こちらの作品でした。

水元公園撮影会 入選「呼ぶのはだあれ」

全東京写真連盟: 呼ぶのはだあれ
Model: 小沼 枝里子

振り返りの一瞬と背景に花菖蒲です。
オーソドックスかなと思いつつ、いい雰囲気に仕上がったので出してみました。

2枚残し、入りました

この 2枚を前にして、先生がいざ審査中の図。俺の作品、どうなってしまうのか。

全東京写真連盟 公開審査: 2017年8月: 水元公園分: 2枚の候補

長考の後、2枚残しになってしまいました。

全東京写真連盟 公開審査: 2017年8月: 水元公園分: 2枚の候補 その2

全員の応募作品をチェックする “1次審査” では、1人のフォトグラファーが最大 10枚応募した写真の中から、通過できるのは多くて 1枚だけです。複数受賞するのを避けるためでしょう。

でも今回のようにすぐには決められないので、あとで 1枚に絞るということは時々あります。

全東京写真連盟 公開審査: 2017年8月: 水元公園分: 2枚の候補 その3

全員の 1次審査が終わって、再びじっくり検討中の図。結局「天女」の方は、左腕が画角から見切れているのがもったいないということでボツになり、「呼ぶのはだあれ」の方が残りました。

最後の 8枚 (金銀銅 + 入選 5枚) に残ったので、あわや三賞か!? とも思ったのですが、入選に留まりました。

全東京写真連盟 公開審査: 2017年8月: 水元公園分: セレクト 3回目

2枚残しを喜ぶべきか、とがるべきか

2枚残しで再検討してもらえるクオリティのものが残るのは、応募する方としては喜ばしいと言いたいところですが、どうなんでしょうね。印象を強く残して、金銀銅賞にズバッと入るパンチのある写真を撮りたいと思っています。

水元公園での金賞作品は、花の前ボケによる額縁効果を狙った見事な作品でした。最近の三賞は、誰もにあんたが金賞! と思わせるような圧倒的な何か、が不足していたような気がしています。そんな中、分かりやすくファンシーなあしらいになっていて、かつ技術的にも優れている作品がひさびさに出たと。

と思って新人水着撮影会では、ちょっと変わった路線の写真を 1枚いれてあり、1次審査で自分の作品の中からは選んでもらえたのですが、佳作にも残らず敗退しました。 🙂