手持ち花火の残像がキレイな写真が撮りたい – 打ち上げ花火撮影との違い Part2

一眼レフカメラ EOS Kiss X3 でのおもちゃ花火撮影、後編です。手持ち花火は、花火を持っている方の手ブレが問題でした。それならばと、地面に置くタイプの打ち上げ花火に挑戦です。これなら被写体のブレは当然ながら劇的に抑えられます。ところが。

打ち上げ花火: 左に流れる

強風で打ち上げ花火がシュールな映像に

おりしも城崎海水浴場は、昼に強風波浪注意報が発令されたばかり。なんたって秋めいてきた太平洋に面しているわけで、風はビュービュー吹いてきます。火花が散ってどこの鉄工所見学ですかみたいな絵になります。これはこれで、花火大会では見られない味ではあるんですが。

打ち上げ花火: 火線が散った例 打ち上げ花火: 火線が散った例 Part2

複雑な飛び方をするドラゴン花火だと、イナズマイレブンに出てくるシュートみたいなエネルギッシュな絵になります。

打ち上げ花火: ドラゴン花火

被写体の明るさが分からないぶっつけ本番撮影

全般に言えるのが、点火するまで、被写体の明るさが分からないこと。

花火大会だと、プロが演出を考えて打ち上げているせいか、撮るのは難しいですが、フィナーレで一気にたまや、の場合を除いて光量は大体一定のようです。つまり最初の数発で、適切な絞りとシャッタースピード、そしてフレーミングを設定してしまえば、あとはシャッターを切るタイミングの問題だったりします。

ところが、おもちゃ花火の場合は質が一定しないのもあって、同じものを 2発買っていって試し撮りでもしない限り、絞りとシャッター設定はぶっつけ本番に近いものがあります。

暗い例と明るすぎた例。リンナイのガステーブルと地球創世記という感じですね。 :mrgreen: ちなみにどちらの写真も実はフレームの一部で暗く / 明るく写っているだけだったりして、後からトリミングしてあります。

打ち上げ花火: 暗すぎる 打ち上げ花火: 明るすぎる

本人的に好みな作例をどうぞ

そんな中、明るさ的にもテイスト的にも好みなやつを、最後にどうぞ。白トビを起こしかけている気もしますが、元気の良さを出すにはこれくらいの方がよいと思いました。

打ち上げ花火: シャワー

なお、花火はすべて消火を確認して、一本残らず持ち帰りました。

2件のコメント

  1. となりの住人

    リンナイのガステーブルって表現がいいですね(^^)
    なんか
    海底の生き物みたいに見える

    鴨川行ってきたんですね。
    シーワールドも見ました?

  2. nire

    ということで、鴨シー 2回シリーズをアップしました。
    http://www.nire.com/2009/08/kamogawa-seaworld/

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