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インターネットマシン 922SH が HP200LX より 42mm 短いのは良いことなのか

持ち歩けるキーボードが欲しい!

W54S のようないわゆる 2つ折タイプの携帯電話を使いつつも、定期的にムクムクと頭をもたげる不満、それは

屋外でもフルキーボードでブラインドタイプしたい!

です。携帯でできるだけ速く入力するために、機種選定にあたってはいつも 2タッチ入力をサポートしていることや、予測変換の効率をさんざん研究するのですが、結局フルキーボードで 10本の指をフルに使っての入力には勝てない現実を知り、入力に特化したセカンドマシンが欲しくなります。

だったら Windows Vista のインストールできるノート PC 買えば? という意見もあると思います。会社的にはもちろん理想的な姿なのですが、私の本能はもう少しウェアラブルなものを求めていて、胸ポケットか腰のホルダーに入れ一心同体で持ち歩き、必要なときはスチャッと出してタイプできる何か、が欲しいのです。 ((ビジネスユースにも使うため、真のウェアラブルはまだ考えないとします。))

インターネットマシン 922SH を試してみた

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WordPress 2.5 RC1 本体とプラグインの互換性チェック

正式版がリリースされたので、WordPress の総合まとめページを作って移動しました。

Wordpress 2.5 の投稿画面WordPress 2.5 RC1 がリリースされたので、テスト環境を作って試してみています。まだ部分的に日本語と英語が混在しているようですが、見つけている不具合についてまとめておきます。

WordPress 単体での不具合

投稿時、画像のアップロードに失敗するようです。

WordPress のファイル群を普通にインストールして DocumentRoot に置いた時は問題ないのですが、ルート以外のディレクトリに置いたときにのみ発生します。すべてのプラグインが disabled の状態なので、プラグインの影響ではないみたいですね。

このまま ship されると、ディレクトリ構造ごと見直さないといけないような。

プラグインの動作

主なプラグインが動作するかどうか簡単に調べてみました。

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.asia ドメインの優先受付は「最優先」ではない

先日、「.asia ドメインのオークション – これは過渡期なのか終焉なのか」を書いた後、お名前.com の一般登録優先受付で、あるドメインをお試しで申し込んでおいたところ、今日になってこんなメールが来ました。

ドメイン名………………:example.asia (ドメイン名は仮称)

.asiaドメイン「一般登録 優先受付」でお客様にご申請いただきました上記ドメイン名に関しまして、先日レジストリより開示された「ランドラッシュ」(一般向け事前登録申請)期間の重複申請ドメイン名と重複していることを確認いたしました。

ランドラッシュ期間重複申請リストは下記レジストリのページにてご確認いただけます。下記リストに記載されているドメインは、複数の登録者より申請があるため、オークションが行なわれる予定です。
http://www.dotasia.org/info/DotAsia-DomainsWithMultiApps–2008-03-13.txt

ランドラッシュ期間中の申請は一般登録優先受付中の申請よりも優先されます。そのため大変残念ではございますが、3月26日に開始される「一般登録」でお客様の登録申請が成功しない確率が出てきましたので、あらかじめご連絡させていただきました。

それは優先受付と言わないのでは…ということで、お名前.com に電話してみました。

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自鯖道を極める: 夏からでは遅い、自宅サーバ熱対策 Part2

前記事: 自鯖道を極める: 夏からでは遅い、自宅サーバ熱対策

お金をかけないアプローチの続き  

RAID をやめる

放熱の十分でないケースでは、サーバ PC 内部に RAID のために HDD を 2台以上積むのは、お勧めできません。HDD はだいたいケース前面に取付けられており、そこからの熱が CPU やグラフィックボードに送られます。2台の HDD が上下段に近接しておかれている場合は、HDD どうしの廃熱も心配です。

RAID 組むぐらいなら、外付けの NFS (ネットワークファイル共有サーバ) とか、HDD 1台でもバックアップに力を入れるとか、無料のセカンダリサーバーを予備で借りるなどの方向がいいと思います。

グラフィックボードをダウングレード

ゲーム仕様の PC をお下がりでサーバ用に転用した場合など、グラボを性能が低くてもいいから熱を出さないものに交換するべきです。部屋に眠っているカードを探しましょう。

オンボードのビデオカードにできるならそれがベストですが、同じ Windows 系でもサーバ OS は、XP / Vista に比較して OS に含まれるドライバの種類が限られます。ビデオカード側でドライバが用意されていればもちろん OK なのですが。

重い処理の時刻をずらす

仮想化サーバで、沢山のバーチャルマシンが 1台の物理 PC で動いている場合、深夜に激しく HDD が回り始めて反応が重くなったことはありませんか。

Windows の自動更新、ウィルスチェッカ、Linux 系 OS では crontab という、一定時刻に動きだす処理がありますが、デフォルトではどれも同じ時刻になってしまっているため、それがバーチャルマシンの台数分、いっせいに稼働して必要以上に重くなります。重いなと思ったら、何時にどんな処理をしているのか時刻表にまとめて見ましょう。そして、30分 or 1時間ずつなど、きれいに開始時刻をずらして配置するのが吉です。

最小限のコストをかける 

さて、前回からここまでやって、それでも CPU の温度やケース内部の温度が下がらないとします。

できるならケースを換装する

コンパクトタイプのケースはあまり放熱が良くなく、CPU の真上で HDD が回っていたりして最悪なので、使わないのが得策です。ノートPC も同様です。ミドルタワー以上の大きさで。

同じミドルタワーサイズのケースでも、CPU の排熱対策として、正面から見て左側面にファンがついているものが必須です。側面に穴は空いているけど、ファンがないものも冷却不足に陥るのでボツにしたいところです。

PCI スロットにファンを増設


他のパーツはまだしも、マザボごとヤドカリのように移動するのは、「板割りの心」 ((板ものパーツを扱いそこなって、慈悲の心でうっかり折ったり破壊したりしてしまうこと。昔の友人の間で流行っていた表現です。)) で壊しそうで怖いんですけど…というナイーブな貴方には、PCI スロットにつける増設ファンが売られています。

熱対策の効果は?

普通 91度になることはあまり無いので参考にならないかもしれませんし、熱センサーの値も信用できるかどうか分かりませんが、目安ということで BIOS 上の数値です。

対策前 91度
ケースの左側面開放 78度
ケース交換 (左に大型ファン) 66度

2007年 3月の計測データ。日陰だが密閉。Pentium4 3.20GHz Northwood

自鯖道を極める: 夏からでは遅い、自宅サーバ熱対策

サーバールーム内にいて季節の変わり目を実感する時。道行く人が着ているものでも花粉症対策のマスクでもなく、PC の異常な

数日前から、深夜になると「チリチリ…」という音が断続的にサーバの 1台から聞こえるようになりました。

個人的に PC のメンテログを残しているのですが、昨年の 3月、同じ時期にチリチリ音がしたと記録に残っています。

初めて遭遇したときは、ケースが中のファンや HDD の動きと共振して震えているのだろうと思っていましたが、ケースを開けてパーツごとの立て付けを確認しても変わりません。そして、ケース左側面のフタを開放して使っていると、音がしなくなります。

色々調査した結果、分かりにくいのですが、Pentium4 3.20GHz (Northwood) が発生する音というところまでは絞っています。 ((クライアント PC はいまさら Pentium4 でもありませんが、サーバ類はけっこう Socket478 も生き残っているのです))

マザーボード BIOS の画面で温度を測ってみましたが、去年の最高値で 91度でした。 👿

そんなわけで、熱対策は 3月から!

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セガ [iA]: ミームでいろいろ試してみた / なりきり不足のアバター

セガ internet Adventure [iA] の CBT で、「ミーム」をまだ試してなかったので、置いてみることにしました。

iA: 大量に作ったミーム

いや、1体でいいんですけど。

ミーム ((ミーム = 模倣子)) は自分のアバターと同じ形をしていますが、アバターと違ってアイランドのどこかに人形のように放置しておいて、元記事とコメントがつけられる掲示板のとして機能します。

URL ((URL というより FQDN)) と 1:1 に対応したアイランドにリンク (Pia) を置いて、主なコンテンツを紹介しておき、掲示板が作りたかったらミームを置いて、みんなでコメント書いて盛り上がる。ということのようですね。

ミームを作ってみる

地面を右クリックすると、

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セガ [iA]: 開始 80分前に本日のβ告知が

自宅の IMAPs サーバを見るヒマがなく、帰ったらセガ internet Adventure [iA] (長いのでセガ [iA] にします) の CBT のお知らせが。

iatoofrozen.png

サーバーオープン予定日時
3月19日(水)18:00~23:00 ※本日
3月20日(木)13:00~21:00

このベータテスト、まだまだ cut and try を繰り返しているらしく、毎日鯖が動いているわけではなくて、必要な時だけ招集がかかるのです。うぉぉ開始 80分前に言われても。仕事中です。 🙂

公式サイトではないので、独断と偏見で目立った点だけ書くと

  • モンスターの出現頻度が上がった
  • プレイ中に画面が固まる不具合が直った

ミームの不具合が直ったそうですがまだ試していません。

開始 3日目にして最強のモンスターが

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Yahoo!「ログール」: アクセス統計ってプライバシーじゃなかったのか

Yahoo!「ログール」のベータテストが始まったので、そそくさとエントリーしてみました。

最初に断っておくと、Google Analytics 対抗のサービスだと思っていました。ID 取る、指定されたスクリプトをブログにぺたりと貼る、アクセスログ解析ができる。いや、そこまでは間違ってはいないのですが、だいぶ趣が違います。

ログールのブログパーツ

簡単にいうと、みんなにアクセス履歴見せてなんぼのサービスらしいのです。

  • 見た目ブログパーツ
  • 訪問者の足あとが残る / 足あとは誰からも参照できる
  • 訪問者のプロフィールが見られる
  • 訪問者が最近おでかけしたサイトや、ソーシャルブックマークが見られる

まあこの辺は面白いと思います。「SNS 機能をもった」アクセス解析サービスといわれるゆえん。それぞれ別々のブログサービスや、nire.com のように単独サーバーで一匹狼でやっているブログなどホスティングされている場所に関係なく、SNS な機能が使えてしまうという点は評価できると思います。Yahoo らしいフレンドリーなサイトデザインだし、ゆるく遊べます。

プロフィールは公開する範囲が項目 (表示名、名前、生年月日) ごとに細かく制限できるようになっており、プライバシーに配慮したサービスという感じがします。また足あとを残したくない場合は、おでかけ先のサイトごとに off にできるようになっています (ブロックリスト)。

が、しかし。

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.asia ドメインのオークション – これは過渡期なのか終焉なのか

DotAsia domain auctionThe DotAsia Organization のサイトにずらりと並んだ .asia ドメイン名を見てびっくり。

.asia というのは今回、新しく追加される gTLD トップレベルドメイン名です。.com, .jp などとレベル的には同じ。

ドメイン名の売買は今更珍しくも何ともないのですが、驚いたのはこの .asia の gTLD レジストリは複数申込者に対してオークションを主催して、値を自らつり上げるという点です。 ((普通はドメイン名は first com, first served (早い者勝ちで付与) です。)) さすがにオークションと言っても無制限にというわけではなく、商標権者向けに優先登録期間が設けられているようです。

ページの冒頭には、ご丁寧にオークション中のドメイン名の値段が左に流れるティッカーまでついていて、まるで株式市場。

gTLD としては後発の .asia が、ドメイン名の紛争を事前に抑制しつつ、自分たちの存在をアピールするいい材料というわけですね。

いいのかこれは。

いや、ここは日本人的な抵抗感を捨てて、新しいビジネスモデルとして価値観が変わりつつあるとドライに受け取るべきなのでしょう。

オンラインゲームの RMT (リアルマネートレード) にしても、行為として始まった頃は、あくせく長時間プレイして稼ぐゲーム内通貨をリアルマネーで買うのは邪道だとネガティブに捉えられていましたが、RMT 業者が増加し、次にセカンドライフのように、開発元自身が、仕様として現実の貨幣とリンデンドルの間の RMT をサポートするような流れになっています。 ((セカンドライフをゲームの範疇に入れるかは微妙ですが。)) 月額課金制からアイテム課金制へのシフトも同様ですね。

ドメイン名も、もともと JP ドメインのようにドメイン名の売買禁止の立場から始まって、グレーゾーンのドメイン名売買業者が横行し始め、原則自由化、次のステップでは、gTLD レジストリ自身がトレードならぬオークションを開催するという、似たような流れになっています。

最初は禁止されていたビジネスモデルが、世の中の動向を追認する形になり、ついには胴元やプロバイダーがデフォルトなシステムとして内包してしまう。他にもそういった例はありそうですが、果たしてその次に来るステップは何でしょうね。新たなドメイン名ビジネスの形態が登場し続けるのか、それとも検索エンジンに認知方法の座をどんどん奪われて、ドメイン自体が意味をなさなくなってしまうのか。

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