スクウェアエニックスの THEXDER NEO というシューティングゲームが ESRB の審査を通過したらしく。PSP / PS3 版のようですが、オリジナルは 8bit パソコン用でしかもテンキー操作、やりこみましたよ武田鉄矢さん、という話。

THEXDER = 「てぐずだー」、じゃなくて「テグザー」なんです

オリジナル作品はなんと 1985年発売。PC-8801mkIISR という、かつて武田鉄矢が CM に出ていた昔の NEC の 8bit パソコン上で動く 2D スクロールシューティングゲームです。ゲームアーツ (GAME ARTS) という会社が発売し、一世を風靡しました。というほどゲーム市場大きくなかったけど。

THEXDER の読み方はテグザーです。子供心に「てぐずだー?」と読んでしまい、なんだこれ英語って難しいなと思った覚えがありますが、ゲーム内の未来の世界ではこう書くんだ信じなさい的な、強引なネーミングだった気がします。

横スクロール型で、ロボットと飛行機とに変形

これ、横スクロール型のゲームで、レゴブロック積み上げて敵ロボットで一杯の洞窟作ってみましたがどうでしょうか、的な感じの基地内 (小惑星内) マップです。敵だったか、エネルギーユニットだったかが、妙にハンバーガーに見えた記憶があります。

自分の機体は画面の中心あたりにあって、操作によってロボットと飛行機に変形するタイプです。進行方向にまぶしいレーザーを撃ちまくります。敵機を破壊すると紙くずを丸めたような音がします 🙂

ちょうど 1983年にアニメ「超時空要塞マクロス」の放送が終了したところですし、この手のロボット変形モノが旬だった頃ということになります。現在のゲームマニアから見ると携帯ピコゲーにも見えますが、1985年の話なので、グラフィックスのクオリティは当時としてはかなり高かったはずです。BGM は 1種類しか無くポンペケポンベケ言ってましたが。

「テンキーでアクションゲー」に否応なく慣れる

1983年というとファミコンが発売された年でもありますが、ジョイスティックやジョイパッドではなくテンキーで自機を 8方向にコントロールします。

つたない記憶を頼りに操作方法を思い出すと、”2″ を単独で押すと変形なのが面倒なところ。右に向かって飛んでいるときに、下に行きたいからってうっかり 2 を押すと何度も変形してしまい、ドッキリ番組で流行った A-B 間無限ループ、みたいに飛行形態とロボット形態を行ったり来たりする羽目になります。

正解は 6 (右) → 6+2 (右下) → 2 (下) のように、弧を描くようにナナメに切り込んでいかないと下に進めません。おかげで、テンキーの操作がずいぶんなめらかになった記憶があります。 🙂

マップが狭い通路上になっているかと思えば、入口から広いホール上の空間に入ると、周囲からいっせいに襲われる箇所があったりして、飛行形態のままテンキーを駆使して 8 → 8+4 → 4+2 → 2+6 → 6+8 みたいな感じで円月殺法じゃないぐるぐると機体を回してビーム段幕を張って、周りじゅうの敵を破壊してから先に進むような箇所もあります。

難易度はそれほど高くないゲームでした。シビアな箇所もありますが、全滅してしまうことは最終面まで終わるとまた無限ループになり、延々と 1面から繰り返すことになります。PC ショップの店員さんと何万点稼いだかで競争になった覚えが。

ゼビウスよりも個人的にはテグザー、シルフィード

パソコンの世界でやった覚えのあるシューティングゲーム (STG) は 1983年のゼビウス1 あたりが有名で、有名度や世界観の重厚さでいえばゼビウスの方が有名ですが、個人的なやりこみ度はテグザーの方が高かった気がします。

この時期に PC-8801mkIISR でやった覚えのあるシューティングゲームでは「SILPHEED (シルフィード)」「合体メカ ヴォルガード」あたりがあります。メカロボットものとか、スターウォーズ的雰囲気が好きだったんでしょうかね。

ぜひ、PSP / PS3 版では下手にリアルにせず、8色レゴブロック的な雰囲気をそのまま維持して出してもらいたいものです。

ところで、ESRB って何?

ESRB の審査を通過した、という話ですが、ESRB: Entertainment Softwae Rating Board はアメリカ、カナダでのゲームのレーティングを行う自主規制団体で、ゲームの内容を審査し推奨年齢などを評価します。全年齢対象であれば、左に傾いた E のマークがつきます。ほかにコンテンツディスクリプタというものがあり、流血、暴力といったある年齢以下の子供には見せたくない内容が含まれている場合は、カテゴリーを表示します。

日本で同様のレーティングを行っているのは CERO (コンピュータエンターテイメントレーティング機構) で、日本で発売するならこちらの審査も行われるものと思われます。


  1. ちなみに、このゲーム制作に関わった 1人が、NHK 「テレビの、これから」に一緒に出演した遠藤雅伸さんですね。 []