全東京写真連盟のモデル撮影で、今年シリーズ 2回目の佳作をいただきました。いつ頃入賞通知が来るのかと、意図通りの写真を撮るって簡単に言うけど…って話。

全東京写真連盟 写真コンクール 浮間舟渡 レター

やはり期待してないときに吉報は来る法則は健在でした。

翌々月の 20日以降、先生は色々

今まで受賞したものをまとめてみると、確かに入賞通知が送られてくるのは、撮影の翌々月の 20日以降なのは確かなようです。

撮影会 撮影日 入賞通知 ランク タイトル 審査員
(東京
フォトサロン)
2012年11月9日 入選 こども探検隊
が通る
野村 原先生
RQ 水着 2012年9月16日 2012年11月27日 佳作 嵐の前 野村 原先生
臨海副都心 2013年2月3日 2012年5月3日 佳作 陽だまりの微笑み 増田賢一先生
浮間舟渡 2013年3月3日 2012年5月21日 佳作 どてらい女 後藤孝之先生

最初は正直、野村先生に気に入られたけれども、他の先生からは一瞥もされない属性フォトグラファー道まっしぐらかと思っていましたが、少しずつ色々な先生の評価はもらえるようになってきたようです。 🙂

このペースなら十分じゃないの? と思う人もいるかもしれませんが、全東京写真連盟の写真コンテストには年間 MVP があるのは、以前書いたとおり。常連というのはこの世界にもいるもので、月 2回のコンテストに必ず金銀銅賞か入選。佳作だった日には悔しがるという、レベルが根本的に違う方もいるのがこの世界です。

東京フォト・サロン以降、モデル撮影ではまだ佳作しかもらったことがないんですが、実力的にはまだこんなもんだってことでしょう。

大胆な構図で攻めてみた

今回の作品は「どてらい女」と名づけました。もとは和歌山の方言らしく。どてらい男、というタイトルの作品がありますが、これは女性版。木のベンチにどっかりと足組んで腰かけて、左手を背もたれにやり、やや強気に左の方を見やるモデル (碧水ゆらさん) の写真です。

囲み撮影なので、誰が撮っても同じように撮れるはずですが、構図の工夫で豪胆な感じが出るようにしてみました。

意図にハマった写真といえば聞こえは良いですが、マンツーマンで撮るわけではないので、実際にはモデルが刻々と表情を変えてくるわけです。

にっこり笑った表情だったり、物憂げな表情だったり、誘うような目線だったり。タイトルの「どてらい」ワイルド感の出ている表情が出ている時間は2-3秒しかないわけで、その間に「あっ、この主題で、こういう構図で、絞りで撮ろう」と判断してシャッターを切らなければならず、今になっていっぱいいっぱいながらも、少し考える余裕が出てきたというところです。

構図に凝るあまり、遊んでいる空間があるのが佳作どまりのゆえんかもしれません。